飯豊山 石転び沢~梶川尾根

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年06月21日 (金)~2013年06月22日 (土)
メンバー
天候
くもり
コースタイム
1日目:飯豊山荘-(30分)-温身平-(1時間20分)-雪渓末端-(60分)-石転び沢出合-(5時間)-梅花皮小屋
2日目:梅花皮小屋-(30分)-北股岳-(60分)-門内岳-(30分)-梶川尾根分岐-(2時間10分)-滝見場-(2時間30分)-飯豊山荘
コース状況
●石転び沢雪渓…アイゼン・ピッケル必携です☆
●梶川尾根は途中何か所か雪渓を歩きます。アイゼンは使用しませんでした。マーキング等はほとんどなくルートの入り口を見失わぬよう要注意です。
●五郎清水の水場は雪渓に埋まっていました。
●虫にもご注意を!入山・下山路とも標高の低いところではブヨに囲まれました。いつの間にか手袋の中に入ったダニに噛まれ痛かったです。他のメンバーは帰宅後背中に喰いつくダニを発見とのこと。
難易度
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感想コメント

心配されたお天気も何とかもちそうで、1泊2日の飯豊の山旅へ。
だいぶだいぶ前に飯豊山を縦走した時に稜線から見下ろし、「こんな恐ろしげなルートは絶対無理」と思っていた石転び沢雪渓を歩くことができ嬉しかったです。

石転び沢上部はかなりの斜度でヒヤヒヤでした。
少し手前で左に入り草付を上がったため、最後はひたすら藪を漕ぐ…。出口はあるのか!?と不安になりつつも、無事、梅花皮小屋の梅花皮岳寄りの稜線へ。振り返ってみればこれまた楽し。
一日目は御西小屋の予定を変更し、梅花皮小屋泊。二階建ての立派な避難小屋です。水場は切れるように冷たい水が勢いよく流れていました。トイレも水洗です。

二日目は梶川尾根を下山することに。残念ながら飯豊本山はまたの機会のお楽しみです。
ガスの中を出発。晴れていれば見えるであろうたおやかな山容を想像しつつ歩く。
足元にはハクサンイチゲやチングルマ、イワカガミなどなどのお花達とカタツムリがたくさん。
下界の暑さについ忘れてしまいますが、稜線の朝晩やガスの中はかなり冷えました。
梶川尾根は湯沢峰の唯一の登り以外はぐんぐん下ります。晴れ間もあり、あ暑い、、気温の変化についていけずバテバテになり反省。
稜線の夏を告げる花、雪解け直後の花、麓の花などたくさんのお花達に癒されながら無事下山。

今回は5人パーティーでの登山、合宿みたいでとても楽しかったです。仲間に入れていただき大感謝。
一人や二人の山行も好きですが、山にはいろんな楽しみがあるなぁと改めて思いました。

雄大な飯豊山、やはり1泊だけでは後ろ髪を引かれます…。お時間さえあれば是非ゆっくり縦走なさって下さい。

フォトギャラリー

石転び沢雪渓です

前夜泊のPより出発、ブナの森を行きます

温身平・雲の向こうに稜線を望む

雪渓の末端が見えてきました

雪の上に上陸!

暖かい空気と冷気が混じり幻想的

ここまではまだ石転ばない沢、この後ヘルメット装着

お客様からのお祝い品と小澤店長

振り返ると斜度の高さを実感

梅花皮小屋へ

小屋直下、雪渓への下り口です

夕食はリーダー特製クスクスのトマトリゾット♪

雲の間からのご来光

可憐なツマトリソウ

ヒメサユリの見頃は間もなくです

滝見台より、石転び沢

見えてからが遠い下山口

つぼみの開く音が聞こえてきそうなナナカマド

麓はカタクリがきれいでした

パーティーの皆様に感謝!@北股岳

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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