長野県　乗鞍　善五郎の滝　アイス初め

遅まきながらシーズンに入って初めてのアイスクライミングです。
慣らしとしては最高の善五郎の滝。なにせアプローチ10分！関西からの日帰りだとちょっと遠いですが。
気温は－５℃程度。暖かすぎるわけではないのに、氷の張りはいまいち。快適に登れそうなラインがあまりありません。
先行パーティーが2組いたのでとりあえず一番左側の脆そうなラインに。
一発目は私がリード。久しぶりすぎて怖い・・。傾斜が強い部分で固まってしまいました。そして上部はスポンジのようにスカスカな氷。このあたりの方がまだ怖くなかったです。
次に平田さんのリードで真ん中ら辺のライン。氷面はすっきりしていますが、裏側では豪快な流水音が響き、かなり薄いところもありました。タイトなライン取りを強いられます。果たして、平田さんは上部で氷面を蹴り抜き、滝の内部の様子を観察する機会をくれたのでした。なかなかぞっとする光景でした。
ないすリード。
続いて終了点に立木のある一番人気のライン。時間が迫ってきていたので、2本目の終了点の回収のついてでにトップロープ支点を作り、みんなで登りました。
妙な氷結の仕方をしていて、アイゼンの蹴り込みやアックスの打ち込みはほとんどせず、ほぼフッキングのみで登りました。去年とは全く別のルートのようです。
これでアイスクライミングの動きに体が馴染んだ気がします。