前日光 栃木百名山4座縦走~夕日岳・古峰ヶ原・横根山・地蔵岳~

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投稿者
大島
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2014年04月16日 (水)~2014年04月17日 (木)
メンバー
単独行
天候
晴れ
コースタイム
東武日光線新鹿沼駅(リーバス40分400円)一の鳥居(60分)蕗平(220分)夕日岳
(30分)地蔵岳(20分)ハガタテ平(60分)山ノ神(10分)古峰ヶ原湿原(40分)
三枚岩(70分)横根山(20分)井戸湿原(15分)象の鼻(15分)前日光ロッジ(30分)
分岐(60分)粕尾峠(30分)地蔵平(20分)地蔵岳(15分)地蔵平(15分)44番カーブ
(80分)わたらせ渓谷鉄道足尾駅(10分)わたらせ渓谷鉄道通洞駅
コース状況
★夕日新道:登山道外。林道から尾根に上がると急登続く。リボンはあるが道標はない。下るのはオススメしない。(経験者向け)
★夕日岳~古峰ヶ原:よく踏まれているがハガタテ平~山ノ神感はやや荒れている。(初級者向け)
★古峰ヶ原~横根山:道標あり。踏み跡明瞭。雪が少し残っている。(入門者向け)
★横根山~粕尾峠:ひたすら林道で前日光ロッジからは舗装路。長い。車に注意。
★地蔵岳:粕尾峠から直上がりは不明瞭。一般道へ出ると明瞭。道標は少ない。(登山道往復なら初級者向け)
★地蔵平~足尾:地蔵平から地形図で西に伸びる徒歩道は今はつかわれていなくリボンもないが道の名残は読み取れる。地図読みが出来るものならば問題ないだろう。44番カーブに出る。そこからはひたすら舗装路。時々ヘアピンがショートカット出来る。
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

前日光でまだ歩いたことのなかった夕日新道、古峰ヶ原、横根山、地蔵岳を巡ってきました!

北千住7時台の快速に乗り新鹿沼まで行き、新鹿沼駅前9時11分のリーバス古峰ヶ原行きへ乗り
40分ほどで一の鳥居バス停にて下車。(400円)
そこから蕗平を目指し舗装路を歩く。道中、春の花や雰囲気を楽しみながら蕗平まで行く。
地形図には神社が記されているのですが今はなく鳥居が残るのみ
ここが夕日新道の入り口と予想し尾根を目指して登り出す。
道伝いに歩きしばらく登っていくと尾根を渡るがそのまま進むと肩のような地形になり
林道が尾根から離れるので そこで尾根に乗る。
リボンが時々あるが当てにせず 自分の目で見て急登をつづらに登っていく。
三角点のピークを過ぎ 1071m地点でトラッ平の標識が。その付近ではカタクリが咲き始めていた。
カタクリはキレイだなぁ。顔を下に向けてるから見るの大変だけど。
それにしてもツツジが多い尾根だ。5月下旬にもなればさぞやキレイなことだろう。
1294m地点でオオホノチの標識。そこから500mくらいで緩い急斜面が行く手を阻む。
踏み跡は見辛く急で緩い。下りでは使いたくないなぁ(´・ω・`)
間違えると進退窮まるので慎重にラインを見ながら登りあげる。

この辺りはそう登山者も多くなく、夕日新道はマイナーコース。いわゆるバリエーション的コースなので怪我でもしたら大事になってしまいます!!

予定していた14時を30分ほど過ぎ夕日岳の山頂へ到着。
予定はまだまだあり悠長に休憩している暇はない!補給を済まし足早に地蔵岳を目指す。
ここからは一般道!道もはっきりとし歩きやすくなります。
さっくり地蔵岳をこなし、ハガタテ平、唐梨子山、大岩山、行者岳と登山道を進み
天狗の絵のある山ノ神から下り行者沼の横を抜け林道を下り車道へ出ます。
左手方向へ進むと車道の下に古峰ヶ原ヒュッテが見えそれを横目に少し行くと東屋が見え
そこからヒュッテへと回れます。

ヒュッテ内はカメムシだらけΣ(ノд<)臭い!臭い!大量のカメムシが異臭を放っていた。
ヒュッテは湿原を見渡せる場所にあるので立地はいいし水もある。(沢水・要煮沸)

三枚石へは東屋から東へと進む。雪が少し残る登山道となり、ツツジが多い。
少しなだらかになりツツジのトンネルとなると間もなく三枚石の小さな広場へ出るでしょう。
少し先には金剛水という水場があります。ゴミが多いので勇気はいるかなぁ(^_^;)

そこから前日光牧場の脇を進み方賽山、横根山を経て鹿よけのネットを開けたら井戸湿原です!
湿原は静かでゆったりとした時間が流れるようでとても気持ちがよい空間でした。
井戸湿原から象の鼻まではわずかな時間で行くことができます。

象の鼻自体は 何が象の鼻のかよくわりませんでしたが展望台もあり晴れた日は気持ちよいことでしょう。
トイレもあり休憩をするのにちょうど良い感じの場所です。
牧場内の林道を前日光ロッジへ向けて歩きだす。砂利の道が続き歩きロッジから粕尾峠までは舗装路をひたすら歩くのみ!!
地形図に出ている電波塔は今はなく駐車場となっていました。反対側にはヤマハの社有地があります。

地蔵岳の登山口は粕尾峠から足尾側に少し下ったところにあるのですが登り返すことになるので
峠から尾根を直接たどることに。一部急で悪い場所もあるので一般的ではないです。
登山道と合流するとほどなくして地蔵平に出て さらに一登りで地蔵岳山頂となります。
山頂からは横根山周辺が見渡せますがあまり広く無ないです。
ここからさらに前地蔵を越え氷室山、熊鷹山までつなぐこともできますが読図必須でしょう。
いつかは行きたいものです。(笑)

地蔵平まで戻り地形図にある西の徒歩道を使い下山していきます。(初心者不可!)
道の名残がはっきりとありましたが ほぼ歩かれている様子がないので地形に気を付けながら確実に下っていきます。わずかな時間で44番カーブに出ました。地図通り。
ここからは舗装路をまたひたすらわたらせ鉄道足尾駅を目指すのでした。

低山縦走はまったり歩けていいですね。とても楽しめました。

フォトギャラリー

井戸湿原。天気も良く静かな空間であった。

蕗平沢を渡ったらすぐに左の砂利道に。

蕗平。地形図上の神社はなく鳥居のみある

カタクリが少し咲いていた。

急登がいくつかある。

残雪の残る夕日岳。日光連山がよく見える。

日が傾いてきた。

山の神。鳥居があり天狗の絵があった。

古峰ヶ原ヒュッテ。あれ?ファイントラックのツェルトが張ってある。

古峰原湿原。鹿が駆け回る。

残雪。アイゼンがいるような状態ではない。

三枚石。こうやって勝道上人は座禅組んだのかなぁ(私はただのアグラになってますが(^_^;))

前日光牧場。牛も居ない。冬の間はどこにいるのかしら?

井戸湿原の入り口。鹿の食害を防ぐためのゲート。ちゃんと閉めて!!!

象の鼻。ん?どの辺が象なの?

粕尾峠。足尾と鹿沼をつなぐ。

地蔵岳。あまり広くない。横根山周辺が見える。

地蔵平から西に伸びる徒歩道。人の気配はもうない。

このカーブに出る。

長い舗装路歩きを経て足尾駅に。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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