スラブにハマる♪小川山クライミング

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2014年08月19日 (火)~2014年08月20日 (水)
メンバー
新潟亀田店 森、藤本、友人2名
天候
快晴
コースタイム
1日目 廻り目平キャンプ場(10分)林の中のボルダー
2日目 廻り目平キャンプ場(30分)ソラマメスラブ
コース状況
 テン場は虫が多いので(刺されはしません)、テント撤収時すみずみまできちんと虫を落とさないと汚れるので大変です。
 顔は岩に顔を向けているのであまり日焼けしませんが、腕や手の日焼け対策はしっかりとした方が良いです。
難易度
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感想コメント

 グラビティのスタッフとクライミングのメッカ・小川山へ外岩修行に行って参りました!猛者が集うという小川山は、果たして初心者の私を受け入れてくれるだろうか…。期待と不安を胸に、爽やかな高原の風が吹き抜ける廻り目平を後にして林の中のボルダーエリアを目指しました。

 辿り着いた場所には様々な形の巨岩が点在し、それに必死に食らいつく人々がいて、登山とは全く異なる不思議な光景がありました。そんな中、男性陣は慣れた手つきで着々と準備を始め岩とにらめっこしています。始めは彼らの登る様を眺めていましたが、私も手とり足とり教えてもらいながら10級の岩を登らせてもらいました。
 難しい岩を格好良く攻略する人達を見ていると、登れないくせに登ってみたい!という欲求が出てきてしまい、満身創痍になるまでついつい岩に取り付いてしまいました。(スパイヤーの6級スラブ、くじら岩の4級潮吹き穴などなど、いずれもあっけなくはがされて終わりました(´Д`))

 初日は夕方までずっとボルダリング、その後金峰山荘で汗を流し、夜はバーベキュー!お腹いっぱいになってしまったので、手頃な岩の上で寝そべって満天の星空を眺めて眠りにつきました。

 翌日も快晴、今日はルートに挑戦です。テン場から林を抜け急坂を歩くこと30分、ソラマメスラブに到着。ハーネスを装着してトップロープで挑みます。ビレイしてもらっているとは言え、ボルダーと違ってロープは孤独を感じます。下から仲間の声が聞こえるだけで、行く手は自分の度胸と技術だけで進まなくてはなりません。クラックを手で押し広げながら体を支え、スメアリングで突っ張ったり、ジムでやったことのないようなムーブで果敢に核心をクリアしたと思ったら、最後にスラブが待ち構えていました。掴みどころのないスラブ、しかしクライミングシューズがしっかり効いたので、シューズを信じて体を一気に持ち上げます。何とか支点にタッチ、振り返って見た視線の先には青々とした山の稜線が!余韻に浸りたかったのですが、安全のため早々と下降しました。
 ありがたいことにこの後ビレイの練習もさせてもらったので、曖昧だったビレイ技術を復習する良い機会となりました。
 
 この日も夕方まで登りまくり、皆で汗と埃とチョークまみれになりました。
普段ジムでは体験できないテクニックや緊張感を体験できたので、今回はとても良い修行が出来たと思います(^^ゞ

フォトギャラリー

どうやって攻略するか?くじら岩の前で。

廻り目平は良い天気。

マット担いで早速出かけます。

クジラ岩・穴社員3級に挑む森氏。

ドンキー・田島ハングに挑む藤本氏。

田島ハング攻略して会心の笑み。

クジラ岩・潮吹き穴4級。

私も挑戦。右足は掛かったがその先へ進めない。

一休み。穴社員と穴社長(二段)の前で。

夕食は豪勢♪

ソラマメ下部スラブ。

上に行くほどホールドが無くなる。

私もスタート。5.9『生木が倒れたよ』

登り切って夢中で撮った景色。

真剣そのもの。ダンナ岩Ⅱ・シナプス5.12b。

私の手もこの通り。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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