関西の雪山(21)　台高・薊岳①～明神平

投稿者: 本田　康之
イオンモール各務原店

日程: 2015年02月03日 (火)～2015年02月04日 (水)

メンバー: なんば店　本田康之・川崎大輔
グランフロント大阪店　坊上京子

天候: ①曇り/雪　②快晴

コースタイム: ①大又林道終点手前駐車場（14分）大又林道終点（30分）最初の渡渉地点（45分）明神滝（49分）水場（19分）明神平幕営地
②明神平幕営地（22分）前山（80分）薊岳雄岳（5分）薊岳雌岳（5分）薊岳雄岳（75分）前山（30分）明神平幕営地（28分）明神滝（15分）最初の渡渉地点（15分）大又林道終点手前駐車場

コース状況: アプローチ
・国道166号から県道16号・県道220号で大又集落へ。大又林道で終点手前の駐車場へ
・公共交通機関は近鉄榛原駅から東吉野村役場まで奈良交通バス
　東吉野村役場から先は平日のみコミュニティーバスが大又まである

①大又林道は駐車場手前500ｍくらい前からスタットレスなどが必要
②駐車場からしばらく林道が続くが凍結しているので、アイゼンがあれば楽です
③林道終点から明神平まで5回渡渉が必要でそのうち3回はロープがかかっています
④林道終点からもアイゼンがベストです
⑤明神滝から先はジグザグの急登で、下りのショートカットの道が多数あります
⑥明神滝の上、四つ目の渡渉点を渡った箇所からの登りはスリップ注意
⑥明神平の小屋２つは未公開で使用できない
⑦明神平手前の水場は冬季でも使用可能
⑧明神平から先はどこへ行くにせよワカン・スノーシューがベストですが、薊岳方面は最後の方はアイゼンがベスト。

難易度

感想コメント

薊岳（あざみだけ・1406ｍ）は台高山脈の支尾根にあり、個性的な鋭角の山頂を持つ。山頂は雄岳と雌岳に分かれますが、ヤセ尾根上にあります。冬季のこの稜線はきれいな樹氷で飽きることがありません。
狭い山頂ですが雄岳からは台高山脈主脈、大台ケ原、大峰、遠く金剛山まで見えます。
今回はユニオンの企画として、テント泊にてここを訪れましたが、車で早朝から登れば日帰りで登れます。明神平はテント泊には最適で、冬は樹氷・霧氷が広がる台地の為、スノーシューの絶好のエリアになります。昨年、ほぼ同じ時期に来た際は天候は良くても樹氷・霧氷は全く見れなかったですが、今回は最高でした。テント泊にすればかなり余裕ができ、明神平周辺でもスノーシュー・そりで充分、楽しめます。山へ登るなら今回の薊岳の他に明神岳、その先の桧塚奥峰・桧塚もあります。