洛北・片波川源流域伏条台杉群を訪ねる

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2015年11月18日 (水)~2015年11月18日 (水)
メンバー
なんば店 本田康之
他1名
天候
コースタイム
片波林道分岐(25分)ゲート(15分)散策路入口(5分)一の峰(10分)二の峰(10分)尾根別れ(20分)大留杉(20分)一の峰(3分)散策路入口(10分)ゲート(18分)片波林道分岐
コース状況
アプローチ
・国道477号上黒田付近から片波方面の林道を進みます。途中、東谷・西谷分岐で西谷に進み、しばらくで片波林道起点(工事中につき、ここまでしか車は進めず)
・公共交通機関はJR京都駅からJRバスで京北合同庁舎前まで行きます(2時間に1本程度)。そこから上黒田まで京北ふるさとバスが1日数便(乗継時間を注意)。上黒田からは徒歩のみ。

①片波林道は途中、土砂が道を塞いでいます
②片波林道中腹にゲートのある広場があり、本来の駐車スペースがありますが、①の為に通行できません
③広場から数分で標識のある散策路入口があります
④一ノ峰から順路看板があり、二の峰を経由して、ぐるっと戻っ来る周遊路があります
⑤東尾根分岐(尾根わかれ)で、東尾根を平安杉、大留杉まで行ける散策路が続きますが、ピストンになります
⑥全般的にゆるやかな道ですが、階段のついた尾根の登降が一部出てきます。各大木でゆっくり時間をとっても2時間~3時間もあれば十分です
難易度
Google Map
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感想コメント

片波川源流域伏条台杉群は京都府天然記念物に指定され、推定樹齢800年という大きな杉がたくさん群生しています。「伏条台杉」とは、日本海側に生える杉の品種である芦生スギが伏条更新(長く伸びた枝が雪の重みで抑えられ地面に着き根を出して枝が幹となり株に成長していく)したもの。
京都市のホームページによると片波自然観察インストラクターと同行するようにと記入されているので、京都市に確認すると入山規制をかけているわけではないとのことですが、地図に記載があるわけでもなく、実際に入口までは標識がありません。京都府自然環境保全地域ですが、その一部を散策コースとして整備されていて、コース内は普通の登山道です。伏条台杉はたくさんありますが、中でも代表格は平安杉で、幹周りは15.2m、平安杉に次ぐものは大主杉で、幹周10.8mです。他にも宿杉、窓杉、大櫓杉、舟形杉と名前が付けられている大木があり、屋久島に行かなくても充分癒されるのではないでしょうか?ただし観光地ではないですので、一ノ峰に看板が一つありますが、個々の木に説明版があるわけではありません。
ベストシーズンは5月頃の新緑と11月前半の紅葉でしょうか?6月以降はヒルもいそうなので注意です。

フォトギャラリー

天然ナメコがぎっしり

片波林道は工事中でここからスタート

林道ゲート

周遊道の入口

唯一の案内板で、これが頼りになります

6種の木が宿るという宿杉

二の峰へ向かいますが、見えるのは盤取杉

大木がどんどんでてきます

二の峰からは下りです

杉の木を周遊するように道が続きます

三本杉を下から見ます

大主杉

ここから谷沿いに下降します

平安杉は幹周15.2m

Yの字杉

この看板を下降すれば東谷林道ですが、私有地で通行できません

東尾根最奥の大留杉

帰りにもう一度平安杉を眺めます

東尾根を帰ります

この坂を上がれば、一ノ峰に帰ってきます

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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