2017初登り・浅間山
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2017年01月01日 (日)~2017年01月01日 (日)
- メンバー
- 他一名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 車坂峠(60分)槍ヶ鞘(10分)トーミの頭(15分)黒斑山(25分)蛇骨岳(25分)黒斑山(10分)トーミの頭(5分)槍ヶ鞘(40分)車坂峠
- コース状況
- ・雪の量は少なくわかんなどは必要なかったです。凍っている場所もあるので軽アイゼンがあると安心です。
・現在噴火レベル2、賽ノ河原まで入山可能。
・高峰高原ビジターセンターに駐車場有。トイレは閉鎖中、日帰り入浴は11時からです。
- 難易度
感想コメント
年末年始は毎度曇り空の新潟を抜け出して、浅間山へご来光を見に行ってきました。浅間山は行程が短く難しい箇所もないので雪山初心者にはお勧めの山です。展望も抜群、初日の出を狙って全国各地から多くの登山者が集まっていました。(駐車場には車がどんどん入ってくるのにトイレが使えないので用を足す場所探しに苦労しました)
まだ暗い中6時半頃のご来光に間に合うよう5時過ぎに出発。久しぶりに暗い登山道を歩きましたが、雪の白さもあって辺りはそれほど暗く感じませんでした。眼下には夜明けを待つ街の明かりがキラキラ、風もなく穏やかな年明けが期待できそうでした。樹林帯の緩やかな登りが続くと思いきや急に100mほど下る箇所があり、足元の暗い道で滑落しないようここだけは慎重に歩きました。
またしばらく登って森林限界を越え槍ヶ鞘に出ると、前方の薄い群青色の空に、漆黒の巨大な富士山型シルエットが浮かび上がります。岩稜帯のトーミの頭に着くと既に三脚をスタンバイして日の出を待つ人々がいました。まだしばらく浅間山は眠りから醒めそうになかったので黒斑山まで足を延ばすことに。空がだんだんと明るくなるにつれ、風はなくとも私の体はみるみる冷えていくきました。ダウンを着込み手足をひっきりなしに動かし、鼻水をぬぐいながらご来光を待ちます。浅間山の南側の雲海の一点が次第に輝きを増し、ちょっと高級な卵の黄身のような橙色の太陽がようやく顔を出しました。日に照らされるだけでこんなに暖かい、太陽のありがたさが身に染みる瞬間です。しばらく堪能してから蛇骨岳までピストンしました。その先へ行く人はほとんどいません。距離を歩くことよりも絶景を見ることを目的に登る人が多いように思いました。
黒斑山まで戻って浅間山を眺めながらお正月らしくお餅をいただきのんびりと過ごしました。帰り道では凍った岩で足を滑らせダイナミックに転倒などしましたが、富士山やアルプスの山々、八ヶ岳が白く輝く様を眺めながら清々しいハイキングを楽しみながら下山しました。
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