夏道のない隠れた名峰 野伏ヶ岳(日本三百名山)
- 投稿者
-
家田 森
浦和パルコ店
- 日程
- 2017年03月03日 (金)~2017年03月03日 (金)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田
日下
イオンモール各務原店 田中
四日市店 米村
立川店 家田
スキー組
金沢西インター大通店 城野
名古屋栄店 鷲尾
- 天候
- 雪のち晴れ
- コースタイム
- 白山中居神社(1:30)和田山牧場跡石碑(2:30)野伏ヶ岳(1:30)和田山牧場跡石碑(1:00)白山中居神社
実働時間:6時間30分
- コース状況
- 〇白山中居神社まで
アプローチは峠越えの道。普段は除雪されていそうだが、夜半からの雪がシャーベット状に薄く積もる。状況によっては当然タイヤチェーンも必要であったろう。自分ではよう運転しません。バスも美濃白鳥駅から出ているが本数は少ない。神社の駐車スペースにはトイレもあったが、水道故障で使用不可でした。
〇~和田山牧場跡周辺
基本的には林道を歩く。トレースはあまりないが轍状になっているところもある。地図を見て踏み跡を見極めればショートカットがかなり有効。登りの時は雪も締まっていて歩きやすかったが、下山時は晴れて気温も上がり、雪が緩んできていて、結構足を取られる場面もあった。牧場跡は広くて野伏ヶ岳も望め、気持ちの良い場所だが、風の通り道らしく休憩には不向き。林道側に少し戻ると風を避けられるスペースがある。
〇ダイレクト尾根
直接取り付こうとすると直登することになるが、スノーシューでも登れる。尾根は地形が分かりやすい程度に広い。前日下界は雨だったので心配していたが、雪の状態は良く、歩きやすい。主稜線に出る肩の部分に雪庇が出来ているので注意。この時も、すぐ脇の谷状地形の所に、まさに横を歩いている時に小さな雪崩が発生した。この肩の直登部分が、斜度もあり、下りの時一番神経を使った。
〇~頂上
肩に上がってしまえば、あとは風下の雪庇に注意しながら気持ちよく詰められる。風は強い。頂上には標識やプレートの類は見当たらず。
今回は天気や雪質に恵まれたと思う。テープは所々ついているが当てにするほどでもない。読図は難しくはないが、やはり地図を読める人、天候や雪の状態の判断ができる人にのみ、開かれている山だと思われる。
- 難易度
感想コメント
今回は、中部地方の皆様が野伏ヶ岳に登るという声を聞きつけ、こんな機会がないと登れない!と、参加させていただきました。夏道がなく、基本的には冬にしか登らないこの野伏ヶ岳。アプローチも遠く、雪にしろ夏に藪漕ぐにしろ、独りでは結構きついことになるこの山、今回同行させていただき、楽しかったし、登れて良かったです。途中しゃりばててすみません。初めての人と登ると、最初ペースが掴みにくいところもありましたが、それ以上に学ぶところも多く、いい経験させていただきました。
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