裏銀座縦走~黒部の山賊の地へ~②

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投稿者
日下部 友哉
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日程
2017年09月04日 (月)~2017年09月08日 (金)
メンバー
他1人
天候
9/5 晴れ
コースタイム
【2日目 9/5】
烏帽子小屋(150分)野口五郎小屋(15分)野口五郎岳(25分)真砂岳分岐(50分)東沢乗越(50分)水晶小屋(30分)水晶岳(20分)水晶小屋(30分)岩苔乗越(40分)祖父岳(50分)雲ノ平キャンプ場
総行動時間:7時間40分+休憩
コース状況
三ツ岳付近はとても歩きやすい稜線。
野口五郎小屋近くになると大きな岩塊が増える。
真砂岳からの下りはザレ場。
水晶小屋手前は急登。
水晶岳付近は岩場なのですれ違い注意。
祖父岳からの下りはガレ場。
祖父庭園~雲ノ平は木道多い。雨天時注意。

■テント場
雲ノ平山荘から約20分 水場・トイレあり
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

裏銀座縦走2日目。いよいよメインとなる縦走路歩きです。天候も良く縦走日和。

行程は烏帽子小屋~野口五郎~水晶~雲ノ平。
CTで約10時間と長丁場なのでテント場を朝4時出発。
放射冷却のせいかテントの結露が凍っていました。ヘッデンの光を頼りに足を進めます。
ブルーモーメントの中をを歩ける贅沢。三ツ岳付近でご来光を向かえました。
稜線が照らされとても綺麗でした。そして広大な歩きやすい稜線が続きます。

先がまだまだ長いなぁと足を進めていると「あと400m」と。
もう野口五郎岳?と思っていたら野口五郎小屋に到着しました。
ちょっとコーヒーを頂いて休憩。野口五郎岳は小屋からすぐです。
山頂は広く、展望抜群。稜線好きにはたまらない景色。
水晶岳への稜線もよく見えます。

そして山頂は踏めませんが真砂岳を経由して水晶小屋を目指します。
結構岩がゴロゴロしています。水晶小屋手前になるとなかなかの急登です。

水晶小屋に荷物をデポして水晶岳へ。
槍ヶ岳はもちろんのこと、笠ヶ岳、双六岳、黒部五郎岳、雲ノ平、薬師岳、立山、剱岳、赤牛岳、後立山、歩いてきた裏銀座などなど、遠くは富士山、白山までも見渡せました。まさしく北アルプスのど真ん中。
読売新道も歩いてみたい。景色を堪能したら水晶小屋へ戻って、いよいよ雲ノ平へ下ります。

岩苔乗越へ下って祖父岳へ登り返し。なかなか足にきます。
この辺りはハイマツの背が高く、ザックの引っかかりや前方注意です。
祖父岳も展望が良いです。ワリモ岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、黒部源流、三俣山荘、三俣蓮華岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳などなど。黒部源流方面は草紅葉が始まっていました。
雲ノ平方面に少し進むと雲ノ平の奥にどーんっと構える薬師岳が圧巻です。
雲ノ平の庭園もイワイチョウの草紅葉が綺麗です。
そして意外とここからが長い雲ノ平までの木道。

やっと雲ノ平到着。テントを張って雲ノ平山荘へ。テント場から山荘が遠い。。。
今晩は贅沢に山荘で石狩鍋をいただきます。山の中でこんな食事がいただけるとは。
夕飯のあとは黒部の開拓時代のスライドショーを観賞。
北アルプス奥地「最後の秘境」と言われるだけあり、開拓は想像できない苦労があったんだなぁと。
伊藤正一さんはすごい人です。「黒部の山賊」を読んでからこの山域を訪れるとより楽しめると思います。
テント泊で参加したのは自分たち2人だけのようでした(笑)

テントに戻って就寝。夜から明日、明後日と天気が崩れるとか。。。
心配でなりません。

【裏銀座縦走~黒部の山賊の地へ~③④⑤】へ続く。

フォトギャラリー

2日目 東の空はブルーモーメント

稜線が焼ける

チングルマも輝く

野口五郎岳への稜線

野口五郎小屋到着

野口五郎岳は小屋からすぐ

水晶岳まで続く稜線 @ 野口五郎岳

水晶小屋に近づいていくと岩ゴロゴロ

歩いてきた縦走路 @ 水晶小屋

黒部五郎岳と本日の目的地 雲ノ平

水晶岳山頂 北アルプスど真ん中

薬師、赤牛、立山

黒部ダム、後立山etc

水晶小屋に戻って、ワリモ分岐へ

一度下って、祖父岳への登り返し

鷲羽岳、槍ヶ岳、三俣山荘 @ 祖父岳

いよいよ迫ってきた雲ノ平と薬師岳

幕営して

雲ノ平山荘へ

石狩鍋 おかわりが止まらない

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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