雨飾山 山スキー
- 投稿者
-
林 勇樹
大丸福岡天神店
- 日程
- 2018年03月12日 (月)~2018年03月12日 (月)
- メンバー
- 林
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 小谷温泉(80分)雨飾高原キャンプ場(110分)荒菅沢1400m(100分)笹平(30分)雨飾山(100分)小谷温泉
- コース状況
- 荒菅沢通過後笹平に至る尾根~山頂までは要アイゼン。
雪で埋まって見えないクラックに注意。
- 難易度
-
感想コメント
個人的に好きな山の一つ雨飾山。そういえば松本に赴任してからまだ一度も登っていなかったので、ちょうど山スキーのベストシーズンといわれるこの時期にスキーを持って登ってきました。
夏季は雨飾高原キャンプ場の登山口まで車が入りますが、今の時期は小谷温泉までしか入れません。
このため長い林道歩きを強いられます。
登山口からは概ね夏道沿いですが、時期によっては色々なルートが取れそうです。
クラスト上に薄い積雪でシールが非常に効きづらく、特にトラバース時は何度も横滑りしました。
雪質とルート取りにもよりますが、登山口から山頂までは急斜面と緩斜面が交互に続くので、シールとつぼ足の切り替えが面倒です。
荒菅沢を横断し、これまた急斜面を登って尾根に上がりしばらくすると、シールもクトーもつぼ足も効かないようなハードバーンになり、ここでアイゼンを装着。
這いつくばって高度を稼いでいくと笹平に到着。360度の絶景に別世界のような雪原で疲れも吹き飛びます。
ここまできたら山頂はすぐそこ。笹平から眺める山頂へのルートは厳つい雪壁のように見えますが、意外と登りやすく早く着きます。
山頂からはクラストしていない斜面を選んで滑り降り、荒菅沢へ入ります。
途中デブリもありましたが、振り返ると布団菱と荒菅沢の滑走ラインのコントラストが見事でした。
荒菅沢を大海川まで落とすという手もありましたが、朝の段階で大海川の雪の付きがあまり良い印象ではなかったので、途中からP2方面へトラバースしてキャンプ場まで戻りました。
風さえなければ半袖でも良いくらい。山も春が近いです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。