南八ヶ岳縦走 赤岳・横岳・硫黄岳

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投稿者
奥田 徹
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日程
2011年11月21日 (月)~2011年11月22日 (火)
メンバー
瑞穂店 奥田 徹
横浜西口店 奥田 菜津子
天候
1日目 曇り 2日目 晴れ
コースタイム
一日目 美濃戸(50分)林道終点(1時間20分)赤岳鉱泉
二日目 赤岳鉱泉(40分)行者小屋(1時間15分)文三郎尾根分岐(15分)キレット分岐(30分)赤岳(45分)赤岳展望荘(5分)地蔵尾根分岐(1時間)三叉峰(20分)横岳(50分)硫黄岳山荘(30分)硫黄岳(15分)赤岩の頭(50分)赤岳鉱泉(1時間35分)美濃戸
コース状況
11月19日に八ヶ岳が初冠雪とのことでした。
遠望すると山頂付近は白くなっており、積もってるかな?という感じでしたが実際登って見ると雪が軽く乗っている程度でコース全体を通してアイゼンは使いませんでした。日蔭は滑りやすく注意が必要でした。今後はアイゼン必携です。
難易度
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感想コメント

一日目は赤岳鉱泉までなので気楽に登ります。林道は雪はなし。登山道はうっすらと雪が乗っている感じでした。天気は曇りで時折雪が舞っていました。のんびり歩いて赤岳鉱泉着。
テント設営していると太陽が出てきてテント内はポカポカ。。。お昼寝しちゃいました。
晩御飯はおでんを作りました。体を温めて就寝。

二日目、夜明け前に出発。行者小屋で朝日に染まる北アルプスに感動しながら文三郎尾根を登ります。急登ですがゆっくり登れば呼吸が乱れず苦になりません。階段状の登山道をのぼりつめると風が強く吹く稜線に出ます。ここからの登りは岩と雪がミックスしたクサリ場の登りとなります。クサリがしっかりと取り付けられているので安心して登れますが慎重に。程なく赤岳山頂へ!!360度の眺望がステキ!でも寒いので風をよけて頂上小屋の風が避けられる場所で小休止。

ここから稜線歩きです。展望荘まではザレた急坂を下ります。滑りやすいので注意です。

稜線の東側は陽が当たりとても暖かいのですが西側に行くと日陰になり、風も冷たくとっても寒いです。適度なアップダウンを繰り返し、横岳へ。横岳より40分ほど手前で道が東側へ回り込みますが、日陰で雪が付いており今回の山行で一番緊張する場面でした。
横岳からはハシゴを下りたり、カニの横ばいと呼ばれるクサリ場を通過したりと変化に富んでいて楽しく歩けます。
硫黄岳山荘を過ぎケルンに導かれて最後の登りを詰めると硫黄岳に到着です。
爆裂火口が右手に広がります!火口付近は地盤がもろく近づくのは危険なので遠くから眺めましょう。
赤岩の頭に下りるとここからは樹林帯に入ります。最後に今日歩いた赤岳から硫黄岳までの大パノラマをしっかり目に焼き付けて赤岳鉱泉に向かいます。
ホッと一息ついたら名残惜しいですが・・・テントを撤収し美濃戸へ下山します。
今回はアイゼンを使わない冬の雰囲気をちょっと楽しませてくれた八ヶ岳ですが、これからはどんどん雪が増えてきますので、アイゼン、ピッケルなど万全の装備で出かけてください。

下山後は、八ヶ岳温泉「もみの湯」へ冷えた体を温めたあと帰路につきました。

フォトギャラリー

快晴の赤岳山頂

美濃戸を出発!

稜線付近はモノトーンの世界

鉱泉のアイスキャンディ育成中!

晩御飯はアツアツおでん

行者小屋からの北アルプス

阿弥陀分岐

登り始めは登山道に雪はありません

霧氷と阿弥陀岳

整備されていて歩きやすいです

山頂直下の鎖場

西側は雪です

お地蔵さんも寒そう

カモシカさんとご対面

富士山に見守られながら歩きます

横岳に到着

硫黄岳山荘(冬季休業中)

広い山頂の硫黄岳

赤岩の頭から来た道を振り返る

美濃戸からの夕景

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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