東海　花の山㊷　吉祥山～キンラン

吉祥山（きちじょうざん・382ｍ）は　四方を 豊川とその支流に囲まれた東西にやや長い円形の独立峰。この山の北尾根の中腹に、かつて今水寺という寺院があってその奥の院として吉祥天女が山頂に祀られたのが山名の由来である。
Cコース上部にシイの大木に守られたその祠があります。愛知県で比較的産出の稀な角閃石片岩で構成され,山頂付近などにその露頭が見られることなどから自然環境保全地域に指定されていて、登山道もよく整備されています。低山ながら山頂からの展望がよく、植物も多彩なことから短時間で往復できますので家族連れでも安心です。最短はCコースですが、植物が豊富なのはAコースになり、今回はキンランを求めてAコース→Cコースで歩きました。キンランは初めて見ますが、最初は花が開いていないのが多く、やはり午後からでしょう。上部でやや開いたのを撮影しましたが、この山には登山道沿いに普通に見られる感じでした。初夏にはササユリが見られます。