東海 花の山㊹ 鈴鹿随一の縦走路を行く・釈迦ヶ岳~シロヤシオ

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2019年05月17日 (金)~2019年05月17日 (金)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
その他1
天候
晴れ
コースタイム
林道駐車地(1分)栃谷橋(4分)渡渉点(57分)北山(54分)岩ヶ峰(20分)主稜線(9分)釈迦ヶ岳三角点(8分)釈迦ヶ岳最高峰(60分)仙香山(4分)中峠(19分)八風峠(10分)三池岳(80分)東尾根登山口(5分)林道駐車地
コース状況
アプローチ
・国道306号田光から標識に従い、八風キャンプ場方面へ、
・公共交通期間は近鉄電車菰野駅から田光までは菰野町コミュニティーバスがありますが本数は少ない

➀岩ヶ峰尾根は八風キャンプ場入口の栃谷橋が入口です。駐車スペースはそこから車両侵入禁止の林道までの路肩に数台程度あります
➁岩ヶ峰尾根は栃谷林道をしばらく進み、マーキングで沢を渡ります(林道起点にも標識なし)
➂岩ヶ峰尾根は末端から尾根に上がるまでが特に急でその先は忠実な尾根歩き(マーキングあり)
で途中、北山に上がる前にロープのある岩場、北山から先はやや尾根が細くなり岩ヶ峰に上がる前に根っこが張り巡らせた急坂があります。
➃北山・岩ヶ峰共に標識があります
➄主稜線に出た地点に標識はありませんが、広い尾根に出るのですぐわかります
➅岩ヶ峰尾根上はシャクナゲ・イワカガミが多く見られ、シロヤシオは木はたくさんありますが、花がきれいについているのは中間部の展望がある箇所のみです
➆釈迦ヶ岳は展望が良い三角点峰と隣の最高峰があります
➇釈迦ヶ岳~三池岳はゆるやかな主稜線で途中、シロヤシオで花付きが良いのが数本あります
➈八風峠手前に展望がいい岩があります
➉三池岳から下る東尾根は途中、結構な急坂です
⑪東尾根の登山口の林道には標識はなく、登山者はこちらへの黄色の看板があるのみです
難易度
Google Map
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感想コメント

釈迦ヶ岳(しゃかがたけ・1092m)は鈴鹿山脈のほぼ中間部に位置し、釈迦の寝姿に似ているところから名付けられたようです。西側から見ると大ガレ(大蔭)が目立ち、険しさが物語りますが、北側から見ると優しい山容で、特に三池岳~釈迦ヶ岳間の稜線は庭園のような風景で鈴鹿では随一の縦走路だと思います。
釈迦ヶ岳へは朝明渓谷から登るのが一般的ですが、今回はシロヤシオを探して八風キャンプ場から周回しました。岩ヶ峰尾根は破線ルートで尾根を忠実に登って行きますが、ザレ場やちょっとしたロープ付きの岩場があります。この時期はイワカガミ・シャクナゲ・シロヤシオ・アカヤシオが見られますが、アカヤシオは終了し、イワカガミはよく見られ、シロヤシオはチョロチョロ、花がある程度で、今年はやはり裏年なのでしょうか?北山~岩ヶ峰間に1本だけ花付きがよいのがあり、ここでしばらく撮影タイム。縦走路に合流して、展望の開ける所から岩ヶ峰尾根を見ると結構、登ってきた気分になります。縦走路合流点から釈迦ヶ岳最高峰までピストンした後は三池岳までの稜線漫歩。何がきれいかといえば、白い砂と背の低いツツジの菜っ葉が微妙にコントラストです。この稜線は本来ならシロヤシオが覆うはずでしたが、ほとんどが新緑の葉っぱのみ。中間あたりでようやくまとっまって花付きがよいものがありましたが、風が強くてうまく撮れません。しかしながら、青空に生えるシロヤシオは輝いて見えました。
三池岳からは東尾根を下降しましたが、これも岩ヶ峰尾根に劣らず、急な下りでどんどん標高を下げていきます。こちらはシャクナゲがちらほら咲いていました。

フォトギャラリー

主稜線上のシロヤシオ

岩ヶ峰尾根はこの渡渉から

ザレ場あります

岩ヶ峰尾根はイワカガミが大量にあります

北山

この尾根で唯一のは花付きがよいシロヤシオ

前方が岩ヶ峰です

こんな急登が多い

シャクナゲも豊富

釈迦ヶ岳1092m

優しい釈迦ヶ岳

この風景が絶景

本来ならシロヤシオで真っ白な稜線だが・・・

青空とシロヤシオ

展望岩から四日市の街並み

竜ヶ岳が見えてきました

八風峠

三池岳971m

東尾根前半のザレ場

この尾根も急です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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