ツクモグサを訪ねて・・・・日帰り横岳

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2019年06月11日 (火)~2019年06月11日 (火)
メンバー
名古屋栄店 本田康之・足立智也
天候
曇り
コースタイム
桜平上駐車場(25分)夏沢鉱泉(34分)オーレン小屋(40分)赤岩の頭分岐(20分)硫黄岳(15分)硫黄岳山荘(55分)横岳奥ノ院(15分)三叉峰(40分)硫黄岳山荘(14分)硫黄岳(35分)夏沢峠(30分)オーレン小屋(42分)桜平上駐車場
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道152号線山寺上から唐沢鉱泉の看板に従い、唐沢鉱泉手前で桜平方面への林道に入ります
・公共交通期間は適しません

➀桜平への林道は未舗装で、わりに整備されていますが、ガレもあります
➁桜平には上中下の駐車場がありますが、中の駐車場にはトイレがあり、ここがオススメです。上の駐車場へはすぐですが、ダートがある上に、登山口のゲートまでが登りになります。
➂夏沢鉱泉までは舗装路が多く、オーレン小屋までは未舗装の林道ぽい道で歩きやすいです
➃オーレン小屋は4月下旬から11月上旬で、テント泊でも有料でお風呂に入れます
➄オーレン小屋で水の確保、チップ制トイレ、食事が可能です
➅オーレン小屋から赤岩の頭の登山道は途中、残雪がありますがほぼ溶けて問題はありません
➆硫黄岳周辺は広く、ガスった場合はケルンなどで確認します(特に山頂の爆裂火口側に落ちないように注意です
➇硫黄岳山荘も4月下旬~11月上旬の開設です
➈硫黄岳山荘下の回遊路でお花が見れます
➉奥ノ院手前から鎖場や梯子場が始まりますが、途中の梯子場では冬季用夏季用で分かれているのがあります。
⑪ツクモグサは硫黄岳山荘からの横岳の稜線の赤岳鉱泉側に自生し、数箇所あります。晴れていると開きますが、雨の日などは閉じています。
⑫ウルップソウはまだまだ蕾でした
⑬硫黄岳山荘にチップ制トイレがあり、休憩も可能でした
⑫硫黄岳~夏沢峠間、下部で岩のレキ帯があり、スリップ注意です
⑮ヒュッテ夏沢は7月~8月の営業ですが、団体が入るときは貸切になります
⑯立ち寄り湯は唐沢鉱泉が700円(10:00~16:00)、蓼科方面にもいろいろあります
難易度
Google Map
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感想コメント

横岳(よこだけ・2830m)は八ヶ岳では赤岳に次に高く、ギザギザと小ピークが連続しています。赤岳側から順に二十三夜峰、日の神を祭る日ノ岳、鉾岳、石尊大権現を祭る石尊峰、無名峰、最高点のある奥ノ院と並んでいますが、各々、冬季は赤岳鉱泉側から登るアルパインルートの対象になります。
雨の続く今週で、朝から15時くらいまでは持ちそうな本日、赤岳鉱泉からの周回も考えましたが途中で雨に合いそうなので、桜平からの往復で花が見られる三叉峰までとしました。
桜平は車で標高を稼げれるので稜線まであがるのに2時間くらいと手頃な登山口だなと感じました。下部は八ヶ岳らしい気持ちの良い苔と樹林の道で雨上がりの新緑が本当にきれいで、いい森林浴です。このようなところはゆっくり味わいたいものです。
硫黄岳山荘から横岳稜線には日本でも珍しい高山植物が咲きますが、今の時期は本州では白馬岳とここでしか見られないツクモグサが有名で今回はこれを目当てに登ってきました。八ヶ岳全般は冬季しか登っておらず、この稜線に立つのは初めてで夏の風景を見たかったですが、稜線がガスで何も見えません。硫黄岳は相変わらず風が強く、ジャケットでも着ないと体温が奪われていきそうで、硫黄岳山荘内の温度計が6℃を示していましたので、外は0℃近いのでしょうか。
ツクモグサの前にキバナシャクナゲやオヤマノエンドウが見頃を迎え、たくさん咲いていました。
ツクモグサは気温が低いと花が開きませんが、残念ながらほぼ花が閉じた状態で、かろうじて開いているのを見つけ、写真には残せました。

フォトギャラリー

ツクモグサ見れました

桜台ゲート

いきなりニホンカモシカ登場

気持ちの良い樹林帯

いつか泊まりたいオーレン小屋

赤岩の頭へ急登

硫黄岳到着

硫黄岳山荘

キバナシャクナゲも満開

ミネズオウ

ハクサンイチゲ

鎖場と梯子場

横岳までは鎖場いっぱい

横岳・・・今年から2830m

オヤマノエンドウ

横岳と小同心

ケルンに導かれて硫黄岳

茅野の街並みが見えます

ヒュッテ夏沢から硫黄岳の爆裂火口

苔ワールド

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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