登山者の憧れ槍ヶ岳 表銀座縦走

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投稿者
長縄 諒
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日程
2019年09月17日 (火)~2019年09月19日 (木)
メンバー
天候
曇りのち雨のち晴れ
コースタイム
1日目:中房温泉―(120分)―合戦小屋―(60分)―燕山荘―(150分)―喜作レリーフ碑―(50分)―大天井ヒュッテ―(60分)―大天井岳―(30分)―大天井ヒュッテ
2日目:大天井ヒュッテ―(120分)―ヒュッテ西岳―(120分)―ヒュッテ大槍―(50分)―槍ヶ岳山荘
3日目:槍ヶ岳山荘―(120分)―大曲―(60分)―槍沢ヒュッテ―(60分)―横尾山荘―(60分)―嘉門次小屋―(60分)―小梨平―(20分)―上高地バスターミナル
コース状況
ぬかるみなどはないが、ガスが出ると景色も視界も制限されるため、歩く際には細心の注意が必要
難易度
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感想コメント

今年の夏に行った燕岳から見ていきたくて仕方なかった槍ヶ岳にリベンジしてきました!

7月に登った時と同様に、中房温泉からの出発。
今回は燕岳から表銀座縦走路を通って槍ヶ岳に向かうため、なるべく軽い装備で行くことに。
また、北アルプス周辺の小屋に泊まってみたいという事もあり、テント装備は置いていく事に。

前回、合戦尾根を通った時より荷物が軽かった為か、前回より早い時間帯に燕山荘までたどり着きました。
この時までは天候もまだ落ち着いていて、ところどころ晴れてはいたのですが、燕山荘から大天井岳に向かう
道中の登山道あたりから曇りはじめ、気づいたころにはガスに飲まれて展望どころの話ではなくなってしまいました。

ただ、この燕山荘からの縦走路の眺めは素晴らしい景観で、まるで空の遊歩道を歩いているような
とても気持ちがいい道でした。晴れていれば、さぞきれいな景観が楽しめたでしょう。
本当であれば、槍ヶ岳が徐々に近づいてくる景観が見られるそうです。

大天井岳の近くでは、ニホンザルの群れが何グループか確認出来ましたが、登山道に居座って食事をしている場合があります。
その際に、むやみに近づいたり呼びかけると襲ってくる場合がありますので注意しましょう。
私は大天井ヒュッテから大天井岳山頂に向かう際に立ち往生してしまいましたので、とても怖かったです…

2日目は東鎌尾根を経由して槍ヶ岳山荘へ向かいます。
この日の天気は朝から霧雨状態で歩き出してからはしっかりと降り出してしまいました。
そのため、登山道が滑りやすい状態となっていますので、クサリ場、梯子が連続する区間の通行は細心の注意を払って進むようにしましょう。
この東鎌尾根ですが、痩せ尾根やはしごやクサリ場などが点在しており、風が強いと煽られることもあるので、
かなり緊張状態が続いていましたが、雨で景色が見えない状況だったためコースタイムより大幅に短縮して歩くことが出来ました。
ヒュッテ大槍からの道も険しくなっていますので、気持ちを切らさないように注意しましょう。

槍ヶ岳山荘に到着して、夕方にさしかかったあたりで天候が回復し始めましたので、
この機会を逃すまいと槍の穂先へアタック開始。
山頂に到着してわずか10分ぐらいでしたが、晴れている山頂部からの景色を望むことが出来ました。

3日目は早朝、さらなる景色が見たく、日の出の時間に合わせ、再度登頂!
この日は多少雲はありましたが、しっかりと周りの山々を望むことができ、昨日よりとてもきれいな景観でした!登ってよかったぁ!

帰りは槍沢沿いに上高地まで下り、嘉門次小屋でイワナ定食を頂きました!いつ来てもほんとに美味しいですねこれ!

雨もガスもありましたが、全体を通してとても充実した山旅になりました!

フォトギャラリー

槍ヶ岳山荘から一瞬晴れ間がさした瞬間

中房温泉からスタートです

合戦尾根をぐんぐん登っていきます

荷物が前回と違い軽いのであっという間に合戦小屋到着

目指すは見える燕山荘

燕山荘前からの燕岳、いつみても絵画のようにきれいですね

表銀座縦走路の様子、まるで空の散歩道ですね

途中、お猿さんの軍団に遭遇!結構怖いですね

大天井小屋方面と大天井ヒュッテの分岐、ヒュッテ側は結構スリリングな道です

荷物を置いて大天井岳へアタック、途中猿軍団に威嚇されて怖かったです

大天井ヒュッテでの夕食、なんと!とんかつ定食です!

2日目は槍ヶ岳山荘まで行きます

天気が悪かったので、雷鳥のつがいが顔を見せてくれました

痩せた尾根も続きます

はしごやクサリ場も連続して続くので注意しましょう

ヒュッテ大槍を超えて槍ヶ岳山荘まで頑張りましょう、ココもなかなかスリリング

ガスの中、東鎌尾根を拭けて槍ヶ岳山荘まで頑張りました!

翌朝、天気が良かったので槍の穂先へ向かいます

山頂からのご来光です、これを見るだけで来たかいがあるってものです

帰りは槍沢沿いに下って帰りました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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