ひとりでトコトコ山行脚 蕎麦粒山(東京都 1473m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2020年04月06日 (月)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- さわらびの湯>20分>白谷沢登山口>45分>林道合流点>30分>権次入峠>10分>棒ノ折山>13分>槇ノ尾山>70分>クロモ山>20分>山なし山>25分>有間山分岐>33分>日向沢ノ峰>20分>桂谷ノ峰>15分>蕎麦粒山>13分>オハヤシノ頭>45分>一工谷>50分>有間山分岐>95分>槇ノ尾山>17分>棒ノ折山>30分>林道合流点>43分>白谷沢登山口>15分>さわらびの湯
- コース状況
- ・コースの整備は行き届いていますが、沢付近の通行は注意して下さい。特に増水時や雨上がりなどの時は結構滑りやすいと思います。
・棒ノ折山~蕎麦粒山は尾根通しでも歩けますが、アップダウンの少ないトラバースコースもあります。
・コースの一部が東京電力の整備道と交わっている箇所があります。赤テープもあり、ちゃんとした登山道のように見えますので、引き込まれないように注意して下さい。(私は引き込まれてしまいました・・・)。
・コース上に水場やお手洗いはありません。
- 難易度
感想コメント
・今年の目標である「平が岳」「巻機山」「皇海山」「甲武信ヶ岳」などのロングコースを果たして日帰りで歩ける体力、脚力はあるのだろうか・・・。日々の怠惰な生活の中、心配になってきたので脚試しに棒ノ折山~蕨山の周回コースを歩いてみることにしました。
・朝6時に駐車場に到着。そそくさと準備をして名栗湖に向かい、景色を楽しみながら白谷沢の登山口へ。気温2度ながら無風快晴なのでそんなに寒さは感じません。
・最初はゆるっとした登り。しばらくして藤懸の滝にたどり着きます。ここからがこのコースのメイン!沢沿いにコースが進み、殆ど「沢登り」みたいな箇所もあり楽しい!林道と合流するちょっと手前まで続きます。
・林道合流点にはベンチがあり、目の前の急な木段を上る前にちょうどいい休憩ポイントになりました。
・木段を登り切ると山腹をトラバースするような感じの平坦な道になり、山側の斜面に咲くカタクリの花を見ながらのんびり歩きます。
・岩茸石から権次入峠まではちょっと登ります。が、ここまでくれば山頂まではあと少し!霜柱を踏みしめつつ登ると展望抜群の頂上に到着します。広々とした山頂には東屋やベンチが結構あり、のんびり休憩するのに絶好の場所です。
・棒ノ折山~有間山分岐までは2つのピークを越えていく尾根歩きです。尾根通しでもいいですが、楽をしたければトラバースコースもあります。今回は織り交ぜながら進んでみました。地図にある2カ所の黒点ピークには小さな看板で「クロモ山」「山なし山」と記されていました。
・淡々と進み、徐々に急な登りがいくつか出始めると前方に送電塔が見えてきます。ここを過ぎると「有間ダム分岐」の看板があり、ちょっと休憩。そのすぐ先に有間山分岐がありました。時間的に余裕が大分できていたので、蕎麦粒山をピストンする事に。
・日向沢の峰への急登を登り切ると広々とした空間が出現。今までの感じが一変し、明るく開けた登山道が目の前に。休憩するつもりでしたが、あまりの歩きやすそうな平坦道を目の当たりにし、ついついそのまま歩き出していました。
・穏やかなほぼ平坦な尾根道を進み、2つ目の登りを登り切ったら蕎麦粒山の山頂です。この山も展望が良く、快晴微風で気分爽快!!時間もいい感じです。さて、蕨山へ向かってスタートです。
・結構疲労はあるものの、下り中心の行程なので余裕が出てきました。日向沢の峰の手前にある「オハヤシノ頭」が分岐点になっています。やや痩せた尾根を下っていきます。
・途中、派手な長いテープの右コースと普通の赤い目印のある左コースに分かれる場所に出ました。地図には無いなぁ・・・。そういえば「有間山分岐」の看板があったので、感じからすると右コースは棒ノ折山に戻ってしまうのか!と考え、左にコースをとります。目印もあるし、コースには木板が配されているので間違っていないなと確信しそのまま進みます。
・途中に送電塔も出てきたので安心して歩いていたものの、「なんか変やな・・・。下りすぎてないか?」という疑念が拭いきれない・・・。まだ時間的余裕はあるのでもう少し進んでみることに。
・なんとなく登山道っぽくなくなってきた頃、前方に沢が見えてきた・・・。「やってもた~・・・。」天を仰いでも時すでに遅し。どうやら東電道だった様子。引き返すか、東電道を尾根に向かって登り返すか・・・。どのみち登るなら東電道を行った方が早いと信じ、結構キツい登りを登り切ると送電塔が目の前に。「こっちかいっ!」と思わず叫んでしまいましたが、こっちが分県登山ガイドに載っていた送電塔でした。どこで間違ったのか?思い当たるのはあの派手なテープがあった場所か・・・。
・場所を把握したので一思案。有間山を目指して予定していた周回コースを行くか、時間的に厳しくなってきたので折り返してピストンコースで下山するか・・・。根性無しはピストンを選択・・・。まぁ、もう疲れちゃったし・・・。
・帰りはトラバースコースを突き進んで時間短縮!とても暖かい日だったので、行きには咲いていなかったカタクリが結構咲いているのを発見したり、見つけられなかった花を見つけたりしながら淡々と下り、なんとか日没前には下山完了。夕日に映える名栗湖を見ながら駐車場へ戻ります。
・手前にあるお手洗いで顔を洗い、コーラを飲みながらの~んびり。さて、風呂だ!と思ったら、のんびりし過ぎて閉まってしまった・・・。登山は楽しかったが、なにかダメダメな1日になってしまった。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。