黒戸尾根で甲斐駒ヶ岳 テント泊
- 投稿者
-
日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2020年10月01日 (木)~2020年10月02日 (金)
- メンバー
- 町田店 長縄
横浜西口店 日下部
- 天候
- 10/1:曇り 10/2:晴れ
- コースタイム
- ・1日目 行動時間:5時間30分
尾白川渓谷駐車場(115)横手白須分岐(110)刀利天狗(45)五合目(60)七丈小屋
・2日目 行動時間:6時間35分
七丈小屋(40)八合目御来迎場(75)甲斐駒ヶ岳(70)七丈小屋(75)刀利天狗(60)横手白須分岐(75)尾白川渓谷駐車場
累積獲得標高:2506m
歩行距離:17.28km
- コース状況
- 刃渡りは両側が切れ落ちていますが、しっかり鎖があるので安心です。
五合目小屋跡を過ぎると梯子、鎖場が連続する。八合目御来迎場〜山頂間は鎖場・岩場が多い。
■テント場
七丈小屋
テント予約必須。売店は営業していません。小屋すぐ前に水場あり。
■気温
七丈小屋第一テント場
18:00 5℃、4:00 5℃
甲斐駒ヶ岳山頂 6:15 5℃
- 難易度
感想コメント
黒戸尾根テント泊で甲斐駒ヶ岳へ。甲斐駒ヶ岳は7年振りくらい?前回は北沢峠から同じように紅葉の時期に登ってましたが、今回は日本三代急登の黒戸尾根から。
◾️1日目
尾白川渓谷駐車場からスタート。駒ヶ岳神社を過ぎて橋を渡って登山道へ。南アルプスは森の中なので序盤は比較的歩きやすい。いきなりカモシカ登場!熊笹の生えた尾根で八丁坂はなかなか急登。そしてヤセ尾根の刃渡り。周りの木々が少しなくなって景色良さそうですが、雲で全然周りの景色は見えず。そして刃渡りを過ぎると梯子が出てきます。刀利天狗で少し休憩。五合目からは梯子が連続して、鎖場もあります。難しくはないんですが、神経は使いますね。少し木々の色付きが♫鳳凰三山方面も少し見えてきました。まだまだ梯子が続く。七丈小屋への最後のこの登りがなかなか辛い。辛い登りを終えてやっと七丈小屋に到着です。
後輩が来るのを待ちに待ち…手洗いしてテント受付します。外から見るとなかなかワイルドなトイレは第一、第二小屋のすぐ近く、テント場は梯子を登って5分ほど歩いたところです。鳳凰三山が良く見える第一テント場へ幕営。この日は第一、第二テント場合わせて6張でした。少し昼寝して夕飯準備を。久しぶりにアルファ米とコンソメで野菜スープを(写真にはありません)。
日中は曇りでなかなか景色は見えませんでしたが、夕方には鳳凰三山が見えるようになり、夜は中秋の名月!星はあまり見えませんでしたが、とても月が綺麗で明るかったです!
◾️2日目
4時過ぎにテント場を出発。気温が低めで風がありそうなので
1.ベースレイヤー::Icebreaker/TECH LITE LS POCKET CREWE
2.ミッドレイヤー:ポーラテックアルファダイレクト使用のアクティブインサレーション
3.レインジャケット
4.保温グローブ:ブラックダイヤモンド/ミッドウェイトウールテック
をレイヤリング。
なかなか登っている最中は風が強く、山頂まで寒くて辛いかと思いましたが途中から強い風はなくなりました。鎖場は3ヶ所ほどあります。稜線に出る手前でご来光!綺麗ですね、今日は快晴です。そして烏帽子岩の2本の鉄剣と鳳凰三山と富士山。鉄剣は甲斐駒ヶ岳の特徴と言ってもよいと思いますがなぜなのか…
山頂付近で北沢峠側の登山道と合流すれば山頂はすぐそこ。双児山の紅葉が綺麗です。仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山、富士山、奥秩父、八ヶ岳、鋸岳、北アルプスはうっすら、中央アルプス、御嶽山などなど多くの名峰が見えました♪
テント場に戻って、長い長い黒戸尾根の下りへ〜。
今回はそんなに強い冷え込みはなさそうだったので防寒着はアクティブインサレーションジャケットとダウンパンツのみ。ダウンジャケットは持たず、テント場で寒い場合はシュラフを被る作戦に。秋のテント泊は防寒着などが嵩張り、重量も増えてしまうのでどこを増やしてどこを削るかが難しいところではありますが、今回もあまりいつもと変わらず12kgほどのパッキングウェイトでした。
それにしても日帰りで歩く人ほんとに多いですね。日帰りだと荷物は軽いですが、行程がハードになるのでテント泊とどちらが身体が楽かはなんともなところですが。個人的には山でゆっくりしたいのでテント泊になりますが、そのうち日帰りで挑戦したくなるんでしょうか(笑)
紅葉のピークはもう少し先のようですが、これでようやく日本三代急登は制覇しました♫来年は南アルプスが歩けるようになると嬉しいなぁ。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。