女峰山 黒岩尾根~世界遺産から登る雪山~
- 投稿者
-
大島 幸
横浜西口店
- 日程
- 2011年12月30日 (金)~2011年12月31日 (土)
- メンバー
- 単独行
- 天候
- 12/30 晴れのち雪・豪風 12/31 晴れ
- コースタイム
- 12/30 0910 セーブオン-二荒山神社-1040 稚児が墓-1540 竜巻山-1640 避難小屋
12/31 0640 小屋-0830 女峰山 0840-0910 避難小屋 0940
-1120 黒岩-1250 稚児が墓-二荒山神社-1400 東照宮-1450 東武日光駅
- コース状況
- 2000mぐらいまでは殆ど雪はない。小屋から先で50-70cmの積雪なのでラッセルと言うほどでもないが、雪質がパウダーでまったくまとまらず急登部では難儀する。加えて、夏道のギャップの影響も多く受け足の置く場所には気を使うので時間がかかった。
黒岩のガレ場、小屋手前のガレ場、山頂直下のガレ場共に地面露出。非常に緩くなっていて滑る。
初日は、常に風速10-20mの風が吹き荒れていた。冬の女峰山はそれが当たり前なのだが 31日は、落ち着いていた。
下山時には、竜巻山からのくだりの雪は湿気を帯びアイゼンに雪団子が2、3歩で付く様になった。
中間部でも一晩で80cmの積雪を見ることもあるので天候判断は慎重に
避難小屋内でマイナス15℃まで冷え込んだ。
- 難易度
感想コメント
毎シーズン登っている女峰山(2483m)に今年も行って来ました!
世界遺産日光社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)から入山していく贅沢なルート(*^_^*)
今年は、今までで一番雪が少なく、山頂付近で50-70cm程度で初日に避難小屋まで到達できました(一番多かった年は、1500mで80cmの積雪でした)。
黒岩尾根は、冬の女峰山登山メインルートとなる尾根ですが女峰山を目指さなくとも途中の黒岩まででも十分に楽しめます。
黒岩は、雲龍渓谷を眼下に 振り返れば日光市街や関東平野を見渡せます。
黒岩までは、ドカ雪の直後でもなければトレースが付いていることが多く日帰りも可能です。
黒岩から先がトレースが無くなり、女峰山登山の本番!
しっかりと雪が付けば膝から腰のラッセル(多い時は胸。)。強風。低温。と冬山の厳しさを体験でき、標高差と歩行距離も大きいので冬トレの場として毎年1度は訪れるようにしています。
雪や強風に阻まれて、山頂に辿り着けないことの方が多いのですが良い修行場です
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。