鳥取県大山　雪山最新登山情報

天気予報とにらめっこしながら午後は晴れるだろうと予測して、今季初雪山大山に登ってきました。

年末年始の寒波で積雪が多いとは聞いていましたが、昨年や一昨年に比べたら嬉しいくらい雪がありました。

登り始めて5号目ぐらいまではなんとか視界が開けていましたが、6号目に着いた頃にはガスで全く展望なし。

ガスはそれほど濃くなく、10m先ぐらいは見えていたので、標識のポールとGPSを頼りに山頂まで登れました。
樹木が雪で隠れてしまうと大山はコースがわかりにくくなります。9合目から上部は遭難もありえるのでご注意下さい。

雪はしっかりあるので、5号目ぐらいでアイゼンを装着しましたが、雪道に慣れていない方はもっと早めに装着することをおすすめします。

今回はトレースが浅く、幅もまずまず広かったので、アイゼンで裾を引っ掛けることはありませんでしたが、アイゼンに慣れていない方はよく引っ掛けて穴を開けたと聞きますのでご注意下さい。

以前山岳ガイドと登った時に引っ掛けて転倒したお客様が滑落しそうになったと聞きました。
購入したアイゼンをいきなり雪山大山で使う人はいないと思いますが、簡単な雪山で使い慣れてから大山に登って下さいね。

今回はアイスバーンもなく、危険と感じることはかなったですが、日中に解けた雪が翌日アイゼンの爪が刺さらないくらいアイスバーンになることもあるのでご注意下さい。

避難小屋は6号目も山頂も雪かきしてくれてた方のおかげですぐに入れましたが、雪が多いと雪かきは必須です。

降雪の後は念のためショベルの携行がおすすめ。

山頂避難小屋はこの時期部屋は真っ暗です。必ずライトを持って行って下さい。

今回は残念ながら展望はさっぱりでしたが、晴れた日には絶景が待っている雪山大山。経験値を上げて、服装、装着を万全にして是非登って下さいね。大山の冬山はピッケル、アイゼン、ハードシェルなど雪山装備は必携です。

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