強風の那須岳(茶臼・朝日・三本槍)

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投稿者
日下部 友哉
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2021年04月20日 (火)~2021年04月20日 (火)
メンバー
他1人
天候
晴れ
コースタイム
峠の茶屋駐車場(45)峰の茶屋跡避難小屋(45)茶臼岳(25)峰の茶屋跡避難小屋(40)朝日岳(60)北温泉分岐(30)三本槍岳(85)峰の茶屋(25)駐車場※()内単位:分
・行動時間:5時間55分+休憩
・累積獲得標高:約1015m
・歩行距離:約11.5km
コース状況
・峰の茶屋避難小屋から剣ヶ峰のトラバース2ヶ所に残雪あり。チェーンスパイクは持っていったが使用せず。気温が低いときは凍結する可能性高いので要注意。
・清水平~三本槍岳は残雪多く踏み抜き注意。そして雪解けで泥濘も。

■気温
7:45 駐車場10℃
9:20 茶臼岳 5℃
13:40 峰の茶屋避難小屋内 3℃
風は終始10m/s以上あり。
難易度
Google Map
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感想コメント

意外に行っていなかった比較的近い日本百名山「那須岳」。まだ少し雪が残る茶臼岳・朝日岳・三本槍岳を歩いてきました♫

峠の茶屋駐車場からスタート!少し歩くと残雪が。すぐに森林限界を越え、荒涼とした風景がお目見え。そして風が強い!早速レインジャケットと手袋を出し防寒。ちょっと風が強い予報でしたが、やはり那須岳は風が強い。峰の茶屋避難小屋に出るとさらに強風。先に進むか悩みましたが気温はそこまで低くないのでまずは茶臼岳に行ってみることに。ちょっと岩がゴロゴロした道。ロープウェイ山頂駅から登ってきている人が見えます。茶臼岳のお鉢をぐるっと回って那須岳神社(茶臼岳山頂)に到着。南には南月山、白笹山が。ゆっくりはしていられないのでまた避難小屋方面に戻ります。

強風ですがなんとか耐えられそうなので次は朝日岳へ。剣ヶ峰のトラバース2ヶ所に残雪があり、1つ目は雪が切れていますが岩がコロコロしているので意外に厄介。新調に足を置く。2つ目は雪がしっかりあるので蹴り込んで足場を作りつつ通過。朝日岳が目の前に見えて次は岩場。一応鎖もありますがそんなに険しくはありません。朝日岳の肩を経由して朝日岳に到着。迫力の茶臼岳と剣ヶ峰がよく見えます。そして朝日岳の肩越しに、笹やハイマツの緑と熊見曽根と大倉山・三倉山の残雪の白に青空のコントラストが素晴らしい♫

そして次は三本槍岳を目指します。展望の良い尾根歩き。1900m峰を過ぎて一旦下り木道のある清水平へ。周りはまだ雪が残っていますが雪が溶ければ湿原ですね。北温泉分岐付近はハイマツ帯のえぐれた道で残雪がなかなか残っていたり、雪解けで泥濘がひどい…案の定、靴はぐちゃぐちゃに(笑)やっぱりゲイターを持ってくるんだった…残雪を踏み抜いたりとミッドカットでは雪が履き口に入りました(笑)踏み抜きや木々、ハイマツ、笹などが歩行を邪魔してきてなかなか体力消耗しました。ようやく三本槍岳に到着♫大倉山、三倉山が大きく存在感あります。そして当初三本槍岳と見間違えていた(笑)旭岳(赤崩山)もかなり近くなりました。三本槍岳は尾瀬や日光、東北の山も見えるようですが、この日は霞んでいて詳しくは分からずでした。相変わらず風は強いので、すぐに来た道に戻ります。気温が上がってきたので、中を一枚脱いで温度調整。もちろん帰りも朝日岳の肩辺りまでは残雪と泥濘。また岩場とトラバースを通過して避難小屋に無事戻ってきました〜久々にバーナーでお湯を沸かしてカップ麺。温まります♫休憩を終えてまだ風は強いですが駐車場へ下山。

残雪の踏み抜きと泥濘が多いので防水のミッドカット以上の登山靴、ゲイターがあった方が快適に歩けます。

結局、強風の中でしたが当初の計画通り茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の那須連山を歩きました♫そして久々に日本百名山も更新♫

日本百名山:51/100

◾️レイヤリング
Tops:三本槍岳からの帰りに③を脱いだ程度で、風が強くて①~④をほとんど着用
icebreaker/M 150 SS PocketCrewe
Rab/PulseHoody
③Polartec®︎AlphaDirect
④レインジャケット

Bottoms:薄手のパンツだったのでレインスカートで防寒
karrimor/3D TaperdPants
②レインスカート

フォトギャラリー

強風の那須岳

いきなり残雪

すぐに森林限界越え 結構風強い

峰の茶屋避難小屋手前にも残雪

まずは茶臼岳へ

ガレ場 そして強風

茶臼岳山頂 南月山と白笹山

また避難小屋へ戻って次は朝日岳へ

雪渓トラバース 蹴り込んで足場作りつつ通過

岩場ゾーン

朝日岳から茶臼岳

次は尾根を右手へ 左手前は熊見曽根と奥は大倉山、三倉山

右が1900m峰 左は三本槍岳へ

清水平 先に見えるのが三本槍岳

久々のTX4MID ぐちゃぐちゃ。。。帰りはさらに。。。

清水平から大倉山・三倉山

残雪が増えて、さらに木々や笹が歩行の邪魔をする

三本槍岳から旭岳(赤崩山)

三本槍岳から大倉岳・三倉岳

戻ってきました~

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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