鈴鹿前衛・亀山の岩尾根を行く 関富士・羽黒山・筆捨山・観音山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年10月05日 (水)~2022年10月05日 (水)
メンバー
イオンモール各務原店  本田康之
天候
曇り
コースタイム
関ロッジ駐車場(15分)関富士東口(7分)関富士(6分)関富士西口(17分)羽黒山登山口(8分)羽黒神社(18分)羽黒山(40分)羽黒山分岐(15分)筆捨山(38分)観音山展望台(8分)林道(11分)観音山(11分)関ロッジ駐車場
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道1号地蔵院口から県道11号、亀山市市役所支所前を左折し、関ロッジへ
・公共交通機関はJR関駅が最寄駅

①関ロッジはコロナ禍での不定期営業のようです、駐車場は観音公園
②新池にある吊橋はおそらく老朽化で入口が閉鎖されていましたので、池を半周すると対岸にでて、観音山公園の道路にでます
③関富士は関町富士ハイツ最北民家前の防護ネット横にあるマーキングから入ります。少し登ると何かの建物があります。しばらくはシダの藪になりますが、マーキングはしっかりしています
④関富士山頂は展望がありません
⑤山頂から西側に抜けると道がはっきりしていて観音山から続く林道にでますが、こちらには小さく関富士登山口の看板があります。こちらがメインでしょう。
⑥この林道は下降し正法寺方面へ抜けると、下りきった箇所に正法寺跡への標識があり、ここを進むとすぐに分岐があり、ここを羽黒山方面へ左折します
⑦未舗装林道を進むと鳥居がある羽黒山登山口
⑧途中、羽黒神社経由と直登コースに分かれます
⑨このあたりから岩に囲まれた登山道になります
⑩羽黒神社から右へ抜け、羽黒神社上を回り込むように上部に抜けると、岩場の展望台があります。ちょうど羽黒神社上の岩峰に乗った感じです
⑪羽黒山山頂は展望がよいです
⑫羽黒山から西側に続く登山道は岩峰が多く、大岩の基部を歩くような登山道になり、細い稜線が続きます。特に岩潜りは本当に細い岩の中に入り込んで向こう側に抜けます。
⑬筆捨山分岐まで合流すると東海自然歩道に変わり、道がよくなります
⑭筆捨山は最後、急な階段、岩場を巻きながら上がる箇所がありますが、ここの岩場は滑りやすいので注意
⑮筆捨山は展望がありません。この山だけなら逆方向の国道1号から登ると速いです
⑯筆捨山~観音山展望台の稜線はピークを数回超えて行きますが、歩きやすい広い道
⑰観音山展望台から一旦林道に下り、右へ少し行くと観音山へ続く登山道にでます
⑱観音山も展望がありません
⑲観音山からの下りは石仏巡りになっていて、コースが枝別れしていますが、最終的には関ロッジへ向かう道路にでます
⑳立ち寄り湯は亀山温泉白鳥の湯が300円(10:00~20:00  火曜休)
難易度
Google Map
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感想コメント

鈴鹿山脈南部、主脈からは外れますが亀山市の関町に興味深い山があり、今回はこちらをトレースしてきました。鈴鹿南部と同じような細い道で基本、風化している登山道で形成されていて、マーキングはありますがここを行くの?と首をかしげる箇所もあります。
筆捨山(ふですてやま・286m)は、室町時代の絵師である狩野元信がこの山を描こうとしたところ、2日目に雲や霞が発生して漂ってしまい山の全景が前日とは大きく異なってしまったため、描くのを断念して筆を捨てたことからその名がついたようだが、江戸期には坂下宿の浮世絵には、安藤広重を始めとして殆ど筆捨山が描かれています。
羽黒山(はぐろさん・291m)は鈴鹿国定公園の記念切手が発行された時にこの羽黒山の巨岩の林立する様子が描かれ、その中腹には元暦年間関周辺に滞在した源義経の家臣佐藤継信、忠信兄弟が故郷を懐慕して出羽の羽黒権現をここにまつったと伝えられています。
この羽黒山と筆捨山は岩峰が多く、ほとんどが巨岩沿いを巻く縦走路になっていますが、
途中にある岩潜りは面白いです。
観音山(かんのんやま・222m)は西国三十三所観音霊場の観音石像群があり、このうちの31体は、孝明天皇から日本一の称号を賜った名石工の丹波佐吉がつくったものです。
この山にも一部奇岩があります。
関富士(せきふじ・243m)はいわゆる「おらが富士」ですが、他の山と違って岩場はありませんが、藪気味で険しいです。
この4山は周回コースでき、険しいですがスリル満点かと思います。また羽黒山と観音山があまりに違いすぎるのが印象的です。興味のない方は新池の吊橋も通行出来なくなったので関富士だけはカットするか、北側からのピストンにすればよいです。

フォトギャラリー

岩峰の山・羽黒山

新池から関ロッジ

関富士東口

シダの海

関富士山頂

羽黒山登山口

羽黒神社

大岩の基部を旋回していきます

岩峰上の展望台から更なる岩峰を見ます

羽黒山

名物・岩潜り

岩峰の基部を進みます

筆捨山の稜線は東海自然歩道で快適

最後の登り

筆捨山

観音山へ広い稜線

観音山展望台から関富士・観音山・関の町並み

観音山も奇岩があります

展望のない観音山

関富士を見ます

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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