南八ヶ岳 硫黄岳 (赤岩の頭まで)
- 投稿者
-
宮田 伊織
グランフロント大阪店
- 日程
- 2012年01月30日 (月)~2012年01月31日 (火)
- メンバー
- 静岡パルコ店 井上綾
友人1名
- 天候
- 1日目 晴れのち曇り 2日目曇り時々強風
- コースタイム
- 1日目 美濃戸口(8:30)美濃戸山荘(9:30)堰堤広場(11:00)赤岳鉱泉(12:15)
2日目 赤岳鉱泉(8:00)赤岩の頭(10:30)赤岳鉱泉(12:30)美濃戸口(15:15)
- コース状況
- 森林限界を超えたあたりから吹き溜まりではヒザ上程度の雪。
所々トレースは消え、ルートをはずすと腰くらいまで埋まってしまうことも。
八ヶ岳の中でも比較的歩きやすいルートですが、過去雪崩事故もあるルートですので
降雪直後・気温の上昇時などは慎重な判断が必要です。
- 難易度
感想コメント
朝6時頃美濃戸口に到着。
軽い朝ごはんを食べ、外に出るといつもと空気が違う!
冷え方が尋常ではない。
肌を突き刺すような寒さ。
温度計を見るとマイナス16度!
寒いわけです!!
気合を入れて出発するも途中で
「車の室内灯」を消していないことに気が付く!!
駐車場まで戻るというウォーミングアップをして再度出発
長い車道歩き・・・。
この歩きさえ無ければ八ヶ岳はもっと気軽なのになぁ。
しかしながら雪が多くあり凍っていなかった為例年に比べると快適でした!
小屋に荷物を預けて雪上訓練。
1.ツボ足で歩く練習
2.ラッセルの方法
3.滑落停止訓練
4.アイゼン歩行
5.ワカンとスノーシューの履き比べ
雪がフカフカすぎて滑落停止ではなくそのまま止まってしまう。
「エイヤーー」とばかりに横に転がってもらって滑って止まる事に。
雪まみれの井上さんと友人の姿はまるで、雪と戯れている少年少女のようでした。
2日目は雲。上空は雪煙
安全に行ける所まで(赤岩の頭かなあ)と思いながら出発。
樹林帯を高度を上げていく。
今までの八ヶ岳登山の中で一番寒いかもしれない!
森林限界付近では風が強く一瞬目の前が真っ白。
トレース跡が風に消えそうになりながら残り、そこを忠実に登ってゆく。
一歩はずすと「ズボッ」と腰まで埋まることに・・・
稜線に出ると(思ったほどは)風が強くなかったものの、硫黄岳山頂は真っ白。
強烈な横風が時より吹きつけ、念のため安全を考え撤退を決定。
稜線から下ると温度が違うのを実感。
さらに小屋付近まで下ると暖かさを実感。
荷物を持って駐車場まで下りてくると、別世界のように暖かい。
(でも勿論マイナスの世界ですが・・・)
さあ来週は赤岳へ。
どんな珍道中が待っていることやら?!
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