日本三百名山 雲海広がる熊伏山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年11月21日 (月)~2022年11月21日 (月)
メンバー
イオンモール各務原店  本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
青崩峠登山口(13分)青崩峠(45分)青崩ノ頭(28分)前熊伏山(14分)熊伏山(30分)青崩ノ頭(39分)青崩峠(10分)青崩峠登山口
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はありません
・マイカーは国道152号八重河内から長野県道369号、静岡県道412号、再び国道152号に
 入り、旧道で青崩峠入口へ

①青崩峠入口に広めの駐車スペース
②青崩峠までは街道のような道で、苔の石畳はスリップ注意
③青崩峠にはベンチがあります
④青崩ノ頭をはさみ、前熊伏山までひたすら尾根歩きで、長野側は切れているので残置ロープあり
⑤前熊伏山で方向が変わりますが、標識がなければ通過しそうなピーク
⑥立ち寄り湯はJR平岡駅前にふれあいステーション龍泉閣があり、300円
(第二四火曜休み・16:00(土日は12:00)~22:00)
難易度
Google Map
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感想コメント

熊伏山(くまぶしやま・1653m)は南アルプスと並行する伊那山地の信州最南の山で日本三百名山の一つ。南アルプスとの境には中央構造線上の谷が形成され、その活動により脆弱な地盤になっていますが、その谷頭に熊伏山への入口となる青崩峠があります。青崩峠の前後には国道152号が走りますが、かって、地形の急峻さと地盤が脆弱なために道路建設が中断され、いまだに未通区間になっています。その後、三遠南信自動車道として再着工しています。
この山の登山口としては長野県側の国道152号は自動車道工事の為、手前で通行止があり、静岡県側が主流になっています。青崩峠道路代替として開通した兵越峠を超えて静岡県側に抜けてきましたが、確かに山深い地域です。
青崩峠までは塩の道という石畳の道、まるで熊野古道のような感じできれいなコケが見られます。青崩峠からは忠実な尾根歩きですが、長野県側は崩れているのがよくわかります。標高がある程度あり、長野県側が崖になっていることから見晴らしもよく、ちょうど雲海が出ていて、南アルプス方面を横に見ながら歩きます。
階段とロープがありよく整備されていて歩きやすいですが、ひたすら登って行く感じです。方向展開をする前熊伏山までくると傾斜は落ち、ほどなく山頂へ。ここからも展望がよいですが、朝の雲海は消えていました。
帰りものんびり下っていきますが、晩秋のこの時期は落ちて間もない落ち葉が登山道を覆い、かえってグリップの手助けになる上に、鈴鹿のように滑りそうな感じが全くせず、快適そのものでした。この山はもともとヒルが生息する山域なので紅葉以降の時期がベストな感じがします。

フォトギャラリー

遠く南アルプスが見える雲海

青崩峠入口

静かな古道

いい感じのコケの生えた石畳

青崩峠

階段が続きます

岩場もでてきます

ひたすら尾根を登ります

長野県側の青崩

雲海も晴れてきました

青崩ノ頭

ブナの大木

前熊伏山

熊伏山1653m

南アルプス南部の展望

青崩ノ頭から特徴のある黒法師岳

青崩の崖

急な下り

青崩峠までもうすぐ

紅葉がきれいな落葉

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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