春の陽気の羊蹄山BC
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2023年01月13日 (金)~2023年01月13日 (金)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登り 5時間
下り 1時間
※夏山登山道がないルートの為、
実際にかかった時間を記載。
- コース状況
- 前日からの気温上昇と風の影響で、
雪面はクラスト。
標高の低い所では歩きやすいが、
標高が上がり斜度がきつくなると
シールのグリップが落ちる。
- 難易度
-
感想コメント
札幌周辺で大量降雪。
その後、3~4月並の暖かさと言う事で、
雪質や雪崩リスクを考慮し羊蹄山へ。
ルートは真狩と喜茂別の間にある駐車帯から入山する、
通称マッキモルートを使用。
前日からの風向きを考えると、
おそらくウィンドクラストで
雪面はカチカチと予想されましたが、
雪崩リスクの低い方をチョイス。
登り出して、2km程はほとんど登りません。
その後、徐々に斜度が上がって行くのですが、
なんとこの2km時点で、
汗だくになってしまう程の気温の高さでした。
マメに水分補給をしながら、
標高を上げて行ったのですが、
1200m付近でシールのグリップが悪くなって来ました。
スキーアイゼンを装着し、
ごまかしながら登って行ったのですが、
1550m付近で山頂を諦め、
ドロップする事にしました。
この時点で12時だったので、
まだ時間的には問題なかったのですが、
ちょっと夕方から札幌で用事があったので。。。
と言う事でここからは、
楽しい楽しい滑走タイム!!
のはずが…
雪面が硬くてイマイチ楽しくない。。。
前日の南風で叩かれまくってました。
1100mぐらいまで下りて来ると、
雪質はマシになったのですが、
今度はガス…
さらに下山し、ガスが抜けたと思ったら、
春の様なストップスノー。
それでも持参していたWAXを塗り、
最後の沢地形は楽しく滑る事が出来ました。
当日、我々が登った逆側の比羅夫コース5~6合目付近で、
雪崩による死亡事故が発生してしまいました。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
そして自分自身の行動もしっかり見つめ直し、
今後の活動に生かして行きたいと思います。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。