春の立山テント泊 2日目
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2023年04月27日 (木)~2023年04月28日 (金)
- メンバー
- 他1人
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- ■2日目
雷鳥沢キャンプ場(100)剱御前小屋(40)別山(10)別山北峰(10)別山(30)剱御前小屋(45)雷鳥沢キャンプ場(65)室堂
・行動時間:6時間00分+休憩
・累積標高:+1018,-872m
・歩行距離:8.9km
- コース状況
- ・雷鳥沢~剱御前小屋間に一部クラックあり。
・アイゼン、ピッケルに加え、アバランチギア(ビーコン、プローブ、スコップ)もお忘れなく。
◾︎気温
4:00 雷鳥沢キャンプ場 0℃
8:40 別山 5℃ 稜線は風あり
10:30 雷鳥沢キャンプ場 10℃
- 難易度
感想コメント
春の立山。1日目はこちら⇒■
夜の星空鑑賞。0時頃1回起きて空を確認しましたがまだ月が出ているせいかそこまで星数は多くなくもう一眠り。2時頃起床すると満天の星空に。天の川も見えていますね♫ 風が時折吹きますが全然寒くありませんでした。久々に山で星空が見えて満足です。星空撮影も良いとこにまた寝ます〜。
朝を迎えました。テント内の気温は0℃。外は氷点下になったかどうかくらいでしょう。シングルウォールのテント内はいくらか結露が霜のようになっていましたが量はかなり少なく、やはり高通気エントラントのおかげでしょう。なかなか快適ですね。
2日目は別山へ登ります。アイゼンは最初から付け、ピッケルはアルペン刺しで必要な時に出し、ストック1本をメインで使います。雷鳥沢の北側を登って剱御前小屋へ。目印の赤旗も立っています。相変わらずここの斜面は急でペースは上がりません。北西には奥大日岳。BCスキーヤーはシールであの斜面も登れるんですね。上部に一部クラックがありました。稜線手前は結構急なのでピッケルも出して登りました。稜線に出ると日本海が見えます。稜線を上がって剱御前小屋方面へ行くとリッジのようになっていますが際どくはありません。
剱御前小屋に着くと目の前に剱岳と剱沢が。そして別山へ。剱岳を見ながら歩ける幸せ。さすがに稜線は風があります。前日ほど気温は低くありませんがまあまあ寒いです。別山に登頂して、さらに北峰へ。北峰からは剱岳が目の前で圧巻です。後立山連峰は見えていますが前日よりはちょっと空が霞んでいて遠くの山は見えづらい。一緒に登ってきていたBCスキーヤーは剱沢へ滑り降りていました。さてさて雷鳥沢キャンプ場へ戻ります。剱御前小屋からは続々と登ってくるBCの人と登山者を横目に軽快に降ります。雷鳥沢キャンプ場に無事着きました。テントの数も増えてきましたね。テントを撤収して雪上車が通っている称名川沿いの道を歩いて室堂へ戻りました。
帰りの立山黒部アルペンルートは中国系の観光客の人の数がすごくて、なかなかにカオスでした…
1泊2日の雷鳥沢キャンプ場でのテント泊だとなかなか効率的に山を歩けないのが悩ましいところですね。2泊3日で2日目に立山縦走して、3日目に奥大日岳登るってのも良さそうですね〜。まだまだ天気によっては冬山に戻りますので対応できる装備で。これで今シーズンの雪山は終わりかな?
■レイヤリング&ギア
TOPS:
①ドライレイヤーノースリーブ
②ベースレイヤー:メリノ150フーディー
③ミッドレイヤー:Octa使用のアクティブインサレーション
ex.Mountainhardwear/Kor Airshell Warm JKT
④アルパインジャケット
雷鳥沢キャンプ場~別山~雷鳥沢途中斜面まで①②③④。雷鳥沢キャンプ場~室堂は①②。
BOTTOMS:
①ファイントラック/ドライレイヤーウォームタイツ
②ファイントラック/フロウラップパンツ(旧モデル)
GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②薄手のGTXレザーグローブ
GEAR:
シューズ:スポルティバ/ネパールキューブGTX
ストック:レキ/ブラックシリーズマイクロバリオカーボン(1本のみ使用)
ぺツル/バサック(アイゼン)、サミット(ピッケル)、シロッコ(ヘルメット)
スコップ:ブラックダイヤモンド/トランスファーLT
プローブ:ブラックダイヤモンド/クイックドロープローブ320
ビーコン:ピープス/DSP スポーツ
TENT・SLEEPING GEAR:
インサレーション:MountainEquipment/Cloud Duvet&Powder Pant
シュラフ:Nanga/UDD300HD
マット:EXPED/Synmat HL Winter M
テント:PuroMonte/VB-22Z
今回はちょっと着込みすぎました。もう少し薄手のダウンジャケットで良かったですね。
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2023年4月28日9時
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。