美濃の手頃な低山 水晶が見れる関の水晶山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2023年11月28日 (火)~2023年11月28日 (火)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
霧/曇り
コースタイム
水成林道終点(15分)人口重心地モニュメント(20分)水晶山(13分)送電線下(12分)人口重心地モニュメント(11分)水成林道終点
コース状況
アプローチ
・車利用は国道41号加茂川町1から県道63号で武儀郵便局を左折、人口重心地標識をたど 
 りながら、水成地区最終集落から水成林道を終点まで進みます
・公共交通機関は長良川鉄道関駅(関シティターミナル)より関市シティーバスが県道
 の粟野まであります

①水成林道は舗装されていますが、細いです。終点には駐車スペースが2・3台程度
②登山道下部は倒木が多く、歩きにくい
③人口重心地上にモニュメントがあり、左右の分岐があります。水晶山へは右に矢印がありますが、周回コースなので左からでも行けます。
左右共にトラバース道ですが、崩れていてスリップ注意。
④水晶山山頂は稜線から離れた枝尾根にありますが、分岐はわかりずらい(ピンクマーキングがありますが、表記はない)。山頂からの展望もない。
⑤主稜線に戻ると、大きな岩峰があり、このあたりよく見ると水晶が分布する
④そのまま稜線を進むと、先ほどのモニュメントからくる道と合流する
 (なお、稜線をそのまま進むと、ナガザコのピークに行けます)
⑤モニュメントへのトラバース道は途中で崩壊箇所があるので注意
⑥立ち寄り湯は上之保温泉ほほえみの湯が600円(水曜休・10:00~21:00)
難易度
Google Map
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感想コメント

水晶山(すいしょうやま・546m)は関市武儀(旧武儀町)にあり、山頂直下に平成12年度人口重心地があることで知られています。
人口重心地とは日本全土を平面とみなし、日本中に住むすべての人が同じ体重と仮定して日本地図の上に乗った場合に、その地図を一点でバランスを崩さずに支えられる地点を指し、平たく言えば「日本の中心地」になります。なお重心地は国税調査の度にずれていきますが、この関市武儀地区内にあります。
また、稜線には以前より大きなものが減ったようですが、山の名前にある水晶が見られる岩峰群があります(水晶はもちろん採取禁止です)。
水成地区まで来るとガスまみれであんまり天気が良くなさそうですが、なんとか登れそうなので林道を奥まで進みます。隣の平成山の林道と同じく、とても不安になる細い林道ですが舗装路で注意して進みます。林道の終点が登山口で水晶山周回図と重心地の説明板があります。この登山口の駐車スペースは小さく、途中、行き違いのスペースもないので、駐車場がいっぱいだとかなり苦労するでしょう。
登山口からモニュメントまでは沢沿いのやや荒れた道で暖かい時期はヒルがいっぱい出そうな感じでいい感じではありません。マーキングがありますが、あまり整備されているとはいいがたい感じです。モニュメントは突然現れますが、上を見上げると稜線らしき山並みが見えるので直下にいるのがわかります。モニュメントからは稜線と並行した左右のトラバースの登山道で、特に帰りに使った右側は危険な崩壊箇所があります。
今回は左周りの周回を選びましたが、まだ左の方がましな登山道かなと後で思いました。
トラバースを終え、稜線に出てから水晶山の標識があるわりに、山頂への道筋がありません。一旦、通り過ぎて、岩峰まできてしまい、戻るはめになりました。水晶山の山頂は稜線から枝尾根をたどることになりますが、標識はありません。目印は人口重心地↓の看板とピンクのマーキングですが、間違いなく通りすぎる分岐です。
先ほどの岩峰から岩場が続きますがこのあたりの岩場をよく見ると小さな白い光る岩が水晶で、うろうろして観察しました。この先、ナガサコというピークまで行く人が多く、私も進みました。送電線下まで来ると、その先は濡れたヤブがあり、しかもガスが立ち込めて、びちゃびちゃになりそうなのでここで引き返しました。
短時間でしたが、話題性のある山でした。

①ウエアー(秋の低山)
日が当たらず、気温10度と肌寒い
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ (マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ

②ギア
登山靴は(サレワ)ミッドカットシューズ、ザックは(カンプ)30㍑、

フォトギャラリー

水晶が見れました

水成林道の起点

登山口にある標識

最初はやや荒れた樹林帯

炭焼き窯跡

氷柱石

深い樹林帯

人口重心地点

人口重心地モニュメント

周回トラバースの左周り

稜線に出ると・・・

晩秋の風景

ここが水晶山分岐

水晶山546m

稜線の岩峰群

稜線の岩峰群

ナガサコに向けて進むも、この送電線で撤退

トラバース道の分岐

この辺りが崩壊箇所

人口重心地まで戻ってきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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