札幌50峰 毒矢峰
- 投稿者
-
石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2024年03月13日 (水)~2024年03月13日 (水)
- メンバー
- GR札幌 イシワタ
- 天候
- ☁☃
- コースタイム
- 天狗小屋登山口から
登り・・・約2時間
下り・・・約1時間
- コース状況
- 前半は林道のアプローチ
橋を渡った後、左に行ったところから尾根に取り付く
急な登りにフカフカの雪だが、ヒールリフター付きスノーシューのおかげで順調に登れた
先行パーティの踏み跡あり
冬眠明けのヒグマに会うかもしれないので、念のため熊スプレーを持参
- 難易度
感想コメント
朝活で「宮の沢山」に登った後、時間があったので前々から気になっていた「毒矢峰」に登りました。
「毒矢峰」の読み方は、ドクヤミネ、ドクヤホウなど諸説あるようですが、私は伝統的な「ブシヤミネ」という読み方を気に入っています。
「ブシ」、即ち「附子」は、猛毒で有名なトリカブトを指す漢語ですが、その昔アイヌが毒矢にこのトリカブトを使っていたそうで、それが山名の由来となっているそうです。
それが、「附子」が採取できる場所だったからなのか、「附子矢」を作る場所があったからなのか、はたまた、アイヌの「しかけ矢」が設置されていた場所だったからなのか、究極の由来はわかりませんが、他に聞いたことがない物騒な名前なので、実際に登ることによって、その山名の秘密に迫れるのではないかと、その思いが今回のハイキングのベースになる重要な部分でした。
しかし、実際に登ってみて、名前の由来についてわかったことは一つもありませんでした。
山頂が矢のように尖っているわけでもありませんでしたし、冬なのでトリカブトも発見することはできませんでした。
ただただ雪山で、急な登りとラッセル。
尾根に出ると風も吹きはじめ、雪も降ってきました。
お世辞にも快適とは言えない環境でしたが、それでも神秘の山頂に惹かれてしまう。
もうすでに、ハイキング中毒なのかもしれませんね。
~服装や装備について~
■ウェア上
・肌着(ファイントラック「ドライレイヤー」)
・速乾性Tシャツ
・ハーフジップ長袖Tシャツ
・ソフトシェル
・キャップ(カリマー)
・帽子止め
・防寒用ダウンベスト
・ネックウォーマー(ミレー)
■ウェア下
・トレッキングパンツ(マーモット)
・厚手ソックス
・スパッツ
・雨具下(バイレス)
■装備
・トレッキングシューズ
・バックパック35L
・クマ鈴
・熊スプレー
・保温ボトル(お湯)
・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
・トレッキングポール(ノーザンカントリー)
・ようかん
・救急セット
・エマージェンシーシート
・軽アイゼン(グリベル)
・スノーシュー(タブス)
■その他
・ニット帽
・サングラス
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。