汗だく真夏のバックカントリー 小喜茂別岳
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2024年04月15日 (月)~2024年04月15日 (月)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 行動時間 4:00
※夏山ルートを大きく外している為、
実際にかかった時間を記載。
- コース状況
- 総距離 7.0km
獲得標高 520m
全行程で雪はしっかり残っているものの、
真夏のような暑さで雪質もばったり張り付く悪雪。
- 難易度
感想コメント
【春眠暁を覚えず】
と言う言葉の通り、春は毎年早起きが出来なくなる私ですが、
起きられないなら、ゆっくりスタートしようと言う事で、
11時から小喜茂別岳に登って来ました。
『ポンキモ』の愛称で知られるこの山は、
標高970mで冬になると比較的気軽に
冬山登山やバックカントリーを楽しめる事で人気です。
登り出しは喜茂別岳と同じ国道230号の駐車帯からですが、
いきなり入山するのではなく
国道を400m程札幌方面に歩いてからの入山ですので、
車に気をつけて道路を歩きます。
入山すると沢を左手に見ながら、
緩めの尾根を登って行きます。
スタート時間が遅かった事で気温は上昇し、
さらにほぼ雲なし風なしのコンディションにより、
4月とは思えない量の汗が吹き出して来ます。
ここまでの暑さになるとは思ってなかったので、
持参している水も500㎖(+お湯750㎖)と少なめです。
あまり良くはないのですが、
水分の補給を最低限にし、水の消費を抑えて進みます。
標高700m付近からやや斜度が急になります。
振り返ると羊蹄山が大きく見えてます。
少し霞んではいましたが、相変わらずの存在感です。
唯一のオープンバーンになる山頂直下の急斜面を直登し、
無事山頂到着です。
暑さのせいで意外に苦戦しましたが、
山頂からは先週登った、喜茂別岳や無意根山がよく見えました。
昼ご飯を食べながら休憩し、
登り返しのないルートを選んで滑走しましたが、
雪質は終始ストップスノー…
まぁ、予想通りと言えば予想通りなのですが、
少し期待はしてました。
予想外の高温登山に体力を消耗したので、
下山後は小金湯温泉でかき氷を食べました。
するとニュースで、
「本日の札幌の最高気温は26.1℃、7月下旬並みでした」
そりゃ暑いはずです。。。
今回の山行でかなり夏を感じたので、
一気に夏山登山へのモチベーションが上がりました。
近いうちに夏山のレポートも上がると思いますよー。
~お立ち寄りスポット~
小金湯温泉 日帰り入浴950円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤークール)
ロンT(化繊)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(薄手)
その他の装備…
バックパック(BC用45L)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
熊スプレー(カウンターアソールト)
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750㎖)
常温ボトル(ナルゲン:500㎖)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。