晩秋の中央アルプス北端・坊主岳
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2024年11月13日 (水)~2024年11月13日 (水)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 駐車地(5分)坊主岳登山口(31分)小坊主(77分)坊主岳(80分)坊主岳登山口(5分)
駐車地
- コース状況
- アプローチ
・公共交通機関はJR奈良井
・車利用は国道19号奈良井栃窪から県道493号で奈良井ダム方面へ
①坊主岳登山口下に駐車スペース2台程度ありますが、周辺崩壊で小さくなった為、県道沿いの路肩に駐車する人、道の駅奈良井から歩く人が多いです
②県道沿いに登山口の看板があり、そこからすぐに左斜面に登るのが登山道です
③小坊主と呼ばれる1429m地点まで松林の急登
④1500m付近から笹が深くなりますが、まだ傾斜は緩いです
⑤1700m付近から笹漕ぎの急登、山頂直下で笹も浅くなり、山頂の平原に出ます
⑥山頂にはベンチがあり、360度パノラマ
- 難易度
感想コメント
坊主岳(ぼうずだけ・1960m)は中央アルプス北端とされる経ヶ岳から北西に派生する尾根上にあり、さらに北端の山。経ヶ岳から先は主稜線として繋がっていても縦走する人はほとんどいない為に深い笹で覆われています。坊主岳の由縁はおそらく山頂部だけが深いヤブもなく平になっているからだと思われますが、それだけ山頂からの展望は360度のパノラマですばらしいものがありました。
この坊主岳は今は奈良井ダム湖畔からの登山道があり、ここからのピストンとなります。
登山口からいきなり急登で尾根一辺倒の登山道が続き、下部は紅葉が見頃でなかなかきれいです。第一ポイント小坊主岳1429mにはかわいいベンチがちょこんと置いてあり、一休みするには絶好の場所で、見上げると樹木は紅葉に染まります。
その先、1500m付近から笹が高くなり、背丈と同じくらいになり、山頂直下まで続きます。登山道ははっきりしているので見失うことはありませんが、急登と笹こきはつらいかもしれません。11月中旬で朝だと朝露などでここの笹は濡れていてベチャベチャになる覚悟はしていましたが、今年は本当に暖冬でそんな雰囲気は全くなく、逆に暑いくらいで回避できました。
山頂すぐ手前で急に開け、草原のような台地になり山頂到着!まだ午前中で雲海がかかっています。隣の経ヶ岳は大きく構えていて、さすが日本300名山。
経ヶ岳の右側には遠く、木曽駒ケ岳、はるか向こうに御嶽・乗鞍、北アルプス南部と続き、一番遠い所は雪がやや着いた北アルプス北部が見えます。笹こきの後にこんな展望が待っているとまだ登る気になりますね。山頂には小坊主岳にあったかわいいベンチと同じものがあり、しばし休憩。
この先の稜線に天照山というピークが見えますが笹薮がひどいらしく、雪が付いたら楽チンでしょう。
今日は近くの奈川でとうじ蕎麦を食べに行くので、滑らないように足早に下りました。
本日の服装(秋の低山)
インナーは(アイスブレーカー)長袖Tシャツ+(マーモット)半袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴はスポルティバ トランゴトレックGTX、ザックは(カンプ)30㍑、
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。