春の訪れ 樽前山で今季初のフィルムクラスト

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投稿者
斉藤 裕一
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日程
2025年03月01日 (土)~2025年03月01日 (土)
メンバー
斉藤
他 4名
天候
晴れ
コースタイム
行動時間 7:30
※夏山ルートを大きく外している為、
 実際にかかった時間を記載。
コース状況
総距離 14.0km
獲得標高 900m

道道141号冬季通行止めの為、
モラップキャンプ場付近から登山開始となります。

林道にもしっかり積雪がある為、
スタートからシール登行が可能。
逆に言うと、自転車の使用は不可。

七合目以降、雪がややクラストしていて、
スキーアイゼン等の滑り止め推奨。

滑走時は前日からの気温上昇により、
雪質は完全に春雪化。
斜面方位によってはフィルムクラストで、
最高に気持ちのいい滑走が可能。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

前日に最高気温11度まで上がった札幌市。
そんな中パウダースノーを当て、
十分満足してしまったので、
今回は割り切って春を先取りする事に。
春と言えば、毎年恒例の樽前山BC。

しかしこの時期では五合目までの区間も
アスファルトが出ていない為、
自転車が使用できません。
夏道は全てシール登行になります。

七合目に着いた時点でそれなりの疲労感ですが、
ここからが登山です。
とは言え東山ピークまで1時間もあれば着きます。

山頂付近はいつも通り強風ですが、
天気は良く支笏湖や恵庭岳、
羊蹄山までしっかり見えました。

一本目は東斜面を300m程落としましたが、
これがタイミングばっちりのフィルムクラスト。
3月1日にこの雪を滑れるとは逆に贅沢です。

その後ボトムで休憩し、
登り返して今度は北斜面です。
上部はかなり硬めのシュカブラアイスバーンでしたが、
風の影響のない標高まで下がると、
こちらも程よいザラメ雪で気持ち良い滑走になりました。

~お立ち寄りスポット~
丸駒温泉 日帰り入浴1200円

☆服装・装備について☆
春の陽気と言う事で念の為、
熊スプレーを携行。
もちろん未使用。

ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤーベーシック)
ロンT(化繊)
フリース(ミレー:ポーラテックパワーグリッド好日山荘100周年モデル)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(厚手)

その他の装備…
バックパック(グレゴリー:ターギー45)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
熊スプレー(カウンターアソールト)
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
ゴーグル(ハイコントラスト系)
テンションストラップ(ブラックダイアモンド)
ディッシュブラシスクレーパー(MSR)

フォトギャラリー

樽前山。

通行止め地点からスタート。

夏道を歩きます。

7合目山小屋。管理人のおじさんは元気そうでした。

登山口。

支笏湖が綺麗。

山頂方面。シュカブラ地獄。

この斜面は良さそう。

山頂到着。看板がない。

一本目。最高のフィルムクラスト。

楽しんだ痕跡。

春らしいランチ。

登り返し。

2回目の山頂から羊蹄山。

風不死の奥には恵庭岳。

もう一本楽しもう!!

フィルムクラスト。

上部は慎重に。

下部は楽しみましょう。

ありがとうございました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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