スキーで縦走 ニトヌプリ&イワオヌプリ
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2025年04月09日 (水)~2025年04月09日 (水)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ時々曇り
- コースタイム
- 五色温泉 → ニトヌプリ 1:30
ニトヌプリ → イワオヌプリ 1:20
イワオヌプリ → 五色温泉 1:00
※タイムは夏山のコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 7.0km
獲得標高 700m
五色温泉の登山口から入山。
積雪期には行った事のなかったニトヌプリ、
そしてニセコバックカントリーの定番である
イワオヌプリを経由し下山するルート。
入山早々の階段が全て雪で埋まっていて、
雪質も柔らかくグリップが悪い急斜面に。
全行程を通して一番の難所に。
難所が終わるとまずはニトヌプリへ。
積雪期は迷うことはないでしょう。
ピーク手前に二度急登をクリアしたら山頂です。
山頂からは登って来た斜面をそのまま滑り、
ボトムまで落としたら、イワオヌプリへ。
この区間も特に障害になるものがないので、
直接イワオヌプリのピークを目指します。
山頂付近までは少し急登で、
登りにくい雪質でしたが
スキーアイゼンやブーツアイゼンを
装着する程ではありませんでした。
イワオヌプリ山頂からはボールを滑って、
五色温泉に下山。
- 難易度
-
感想コメント
ハイシーズンにはほとんど行かなかった
ニセコエリアに行って来ました。
五色温泉から入山し、
ニトヌプリ、イワオヌプリを縦走するルート。
すっかり外国人の姿が減ってしまった
ニセコは五色温泉に9時に到着しても車は数台のみ。
そんな中、隣の車に乗っていたお姉さんが、
先日お店でバッグの接客をさせて頂いたお客様と言う偶然。
話を聞くとイワオヌプリまで行くと言う事で、
せっかくなので分岐地点まで一緒に登る事に。
とは言え私はニトに向かうので
ほんの20分くらい時間でしたが、
楽しい会話をさせて頂きました。
しかしこの区間が急登で雪質も悪く、
滑って登りにくいコンディションだったので
スノーシューハイクのお姉さんはやや苦戦していました。
そんなお客様と別れ一人ニトヌプリへ。
山頂に着くと先ほどのお客様が急登を登ってい姿が
遠くに見えました。
次は私もイワオを目指します。
皆さんが登っている急登よりもやや緩やかな尾根を登り、
イワオヌプリの山頂では
また別のスキーグループにお会いしました。
最後は気持ち良くボールを滑って下山。
のはずでしたが…
ボールの中の雪質は半端ではないストップスノー。
正直、斜面方位的にも多少は想定していましたが、
想定をはるかに超えた雪質で、
気持ち良さゼロの下山滑走となってしまいました。
それでも天気の良い日に
人の少ないニセコの山を縦走出来たので、
十分満足感のある参考になりました。
~お立ち寄りスポット~
五色温泉 日帰り入浴800円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
ロンT(化繊)
フリース(ミレー:ポーラテックパワーグリッド好日山荘100周年モデル)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(薄手)
その他の装備…
バックパック(グレゴリー:ターギー45)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
保温ボトル(サーモス:山専ボトル500mℓ)
ナルゲンボトル(500mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
ゴーグル(ハイコントラスト系)
テンションストラップ(ブラックダイアモンド)
ディッシュブラシスクレーパー(MSR)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。