春になると行きたくなる山 暑寒別岳

投稿者
斉藤 裕一
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日程
2025年05月08日 (木)~2025年05月08日 (木)
メンバー
斉藤
他 1名
天候
晴れのち曇り
コースタイム
行動時間 6:30
※一部、夏山ルートを外している為、
 実際にかかった時間を記載。
コース状況
総距離 15.0km
獲得標高 1400m

暑寒山荘登山口より入山。
暑寒沢コースをベースに、
序盤は夏道を外して、
雪のあるエリアを進み、
標高600m付近の佐上台で夏道と合流。

その後はほとんど夏道上(雪道)を進み、
山頂まで行く事が出来ました。

6合目付近で著別コース側の尾根と
沢の中間辺りから山頂方向に
一直線に伸びる足跡を発見。
我々の進路と交差する位置で確認すると、
やはりヒグマの足跡でした。
難易度
Google Map
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感想コメント

春になると行きたくなる山、暑寒別岳。
そう思っている人は多いのではないでしょうか?
もちろん私もその一人なのですが、
なかなかタイミングが合わず、
気づけば4年ぶりの暑寒別岳となっていました。

めちゃくちゃ登山者が多かったと言う今年の暑寒別岳も
5月に入りかなり落ち着いたと言う情報があったので、
少しゆっくりスタートでいいと思っていましたが、
前日の天気予報では午後から下り坂。
予定時間を2時間早めて4時に札幌を出発し、
7時過ぎに登山開始。

平日と言う事もあって到着時は車は我々の一台のみ。
ヒグマが怖いのでもう少し入山者がいてくれてもいいのですが…

とにかく天気の良いうちに急いで登っていると、
8合目付近でヒグマの足跡と交差。
緊張感が高まりますが、
まだまだ辺りは一面雪景色なので少し安心です。

山頂に着く頃には少しずつ雲が出てきていたので、
大して休憩する事もせず滑走開始。
狙っていた山頂直下の大きな沢は、
雪が減って来ると登り返しが大変なせいか、
あまり滑った跡がなく、思わぬ贅沢な一本となりました。

その後シートラで登り返し、
トラバースで一旦登山ルートへ復帰し、
新たな滑走ポイントを滑り下山しました。

いよいよスノーシーズンも大詰めですね。
メンバー、天気、気分によって
夏山、雪山選択しながら、もう少し楽しみたいと思います。

~お立ち寄りスポット~
岩尾温泉あったま~る 日帰り入浴500円

☆服装・装備について☆
熊スプレーは
カウンターアソールトシトロンガーを携行。
対策は万全に。

ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤーベーシック)
ロンT(化繊)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(ミレー:ティフォンファントムトレック)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(薄手)

その他の装備…
バックパック(グレゴリー:ターギー45)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
熊スプレー(カウンターアソールト)
保温ボトル(サーモス:山専ボトル500mℓ)
ナルゲンボトル(500mℓ)×2
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
ゴーグル(ハイコントラスト系)
テンションストラップ(ブラックダイアモンド)
ディッシュブラシスクレーパー(MSR)

フォトギャラリー

暑寒別岳。

車一台だけ。

入山します。

フキノトウ畑。

雪が切れてる箇所も。

林道歩き。

登ると尾根かな?

また雪が切れてしまった…

偽ピーク。

良い天気☀

不自然な方向に進む足跡。きっと人間の物じゃない。。

一番の急登。

やっぱり熊っぽいですね。

方位チェック。

樺戸山地丸見え。

わくわく感が隠せてない。

山頂到着。

斜面チェック。

このロングターンが最高。

登り返しまーす。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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