焼岳南峰～下堀沢右岸尾根滑降

雪崩の可能性が低い尾根上のルートを取りました。右岸尾根下部の急登は心が折れそうになりました。樹林帯を抜けて突如現れる焼岳の噴煙と直下の大カール斜面は迫力満点でした。次回は是非そちらを滑りたいです。

右岸尾根に取り付いてから傾斜が落ち着くまではツボ足登行、そこから先は南峰頂上までシールで上がれます。頂上付近は凍っているので不安な方はクトーまたはピッケル＆アイゼンがあると安心です。

平日でしたが、10名ほどの山スキーヤーが入山していました。南峰を攻めたのは私ともう1パーティーで、他の方々は北峰を目指して大斜面を登ってました。

今回厄介だったのが梓川の渡渉。雪も大分融けてきて、腐った雪を踏みぬかないか緊張しました。案の定、帰りの渡渉は片足雪を踏み抜き、ズッポリ水に浸りました。行きじゃなくてよかったです。

当日、沢渡の第二駐車場に車を止め、往路はタクシー（2,800円±）、復路はバス（960円）で釜トンネルを往復しました。バスは便が少ないので登る前に時刻表を確認したほうが良いでしょう。