春間近!! 古祖母山(1633m)~障子岳(1703m)~祖母山(1756m)周回登山!!

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2011年03月26日 (土)~2011年03月27日 (日)
メンバー
天候
初日:曇りのち晴れ 2日目:晴れ
コースタイム
26日 尾平-(100分)-尾平越-(90分)-古祖母山-(80分)-障子岳-(40分)-黒金山尾根コース分岐-(70分)-祖母山-(15分)-9合目小屋テン場  トータル:約8時間

27日 9合目小屋テン場-(40分)-宮原-(100分)-尾平  トータル:2時間50分

*トータル時間は休憩時間を含んでいます。
コース状況
 標高1,500mより上は雪が残っている箇所や凍結箇所も多く、6本爪の軽アイゼンは必要です。特に縦走路はスズタケが多く、コース幅も狭い箇所がほとんどですので、コンパクトな装備を心掛けたほうが歩き易いでしょう。また、道標も必要最低限ですので、天候によっては道迷いも発生し易いと思います。充分な準備と時間に余裕をもったスケジュールを組んで下さい。
難易度
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感想コメント

 前々日の寒波の影響で積雪を心配しましたが、そこまでの積雪はなく、天候にも恵まれた2日間でした。週末でしたが、出会った登山者は古祖母山までの2組のみでした。あとは全く人に出会いませんでした。特に祖母山までの縦走路は眺めは抜群に良かったのですが、歩き難く、思った以上に時間をとられました。この時期に祖母山頂付近から見られる傾山の頂上に昇る瞬間の朝日、通称『ダイヤモンド傾』は惜しくも見ることができませんでしたが、ワイルドな山歩きを楽しめました。

フォトギャラリー

2日間の周回登山のスタート。 スタート地点の尾平より稜線を見上げます。まだ祖母山頂は見えません。

尾平より古祖母山へのジグザグの急登路。見落とすほど小さな看板を曲がります。荒れた道で大苦戦でした。   

尾平トンネル前から稜線へのアプローチ こちらも急な登りでした。慎重に進みます。

ようやく尾平越にたどりつきました。稜線歩きのスタートです!

樹氷の向こうに祖母山が見えてきました。

遅い春を待つ春の主役たちです。

難所のハシゴを経て古祖母山に到着!

次の目的地の障子岳です。この区間が一番快適に歩けました。

障子岳山頂です。天候もよくなり、後方には、はっきりと祖母山がみえます。

天狗岩付近より、本日の最終目的地、祖母山を望みます。

この区間は、縦走路中で一番スズタケが覆い繁っていました。疲労も重なり、時間がかかりました。

1,700mからの最後のハシゴの連続です。雪が固まって凍結しており、アイゼンが必要です。

15:50無事祖母山に登頂しました!!

九合目小屋下のテン場です。風の影響を受けにくく草地で快適でした。

本日の晩餐はイタリアン。あったかリゾットとぺペロンチーノで体を温めます。

翌朝、山頂にやや雲がかかっており、惜しくも『ダイヤモンド傾』は拝めず! 残念でした。

2日目は宮原コースを尾平まで下ります。 馬の背のくさり場を慎重に通過!

標高1,000mの3合目まで一気に下ってきました。九州では祖母山系でしか生育していない栂(つが)の大木がお出迎えです。

川上渓谷のつり橋まで到着!

無事、下山できました。振り返ると2日間歩いてきた縦走路の大パノラマが広がりました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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