乗鞍岳BC 〜はぐれ山行編〜
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年02月26日 (水)~2014年02月26日 (水)
- メンバー
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- <徒歩>Mt.乗鞍スキーリゾート・ゲレンデトップ(100)位ヶ原(70)肩の小屋(登り170分)
<スキー滑走>肩の小屋(30)位ヶ原山荘
<徒歩>位ヶ原山荘(40)ツアーコース復帰 (登り返し40分)
<スキー滑走>ツアーコース(30)ゲレンデトップ
- コース状況
- 数日雪が降っていないようで全体的に固く締まった雪面です。
位ヶ原はシュカブラとデブリのコンボ。さらに固く固まっているため凸凹がすごい
肩の小屋付近は、固いシュカブラに加えハイマツも露出しています。
- 難易度
感想コメント
最高に晴れた2月26日。澄み渡った冬の空に凛と聳える乗鞍岳が出迎えてくれました。
名古屋からMt.乗鞍スノーリゾートまで約3時間半で到着です。
予定より30分程遅れてゲレンデトップからツアーコースに入る。
ツアーコースは樹林帯の中をまっすぐに登るルートで6区間で構成されます。コース幅は広く迷う事はありません。
雪は固く締まっておりスキーシールの効きがよく登りやすいコンディションでした。
森林限界を越え位ヶ原に入るとシュカブラのオンパレード。自然の造形美に目を奪われるが固く固く締まっている。ちょうどカチコチに凍らしたソフトクリームのようだ。見た目は柔らかそうだが実は固い。とても歩きにくい。
午後の日差しにテカる剣が峰と朝日岳を左手に、右手にはコロナ観測所の摩利支天岳を眺めつつ正面にある肩の小屋を目指す。天候は良好とはいえ森林限界を越えると一気に気温が下がり風が頬を突き刺します。
BCスキーを目的とするなら、肩の小屋まで登る必要なありませんでした。気持良く滑走できる斜面を滑る方が幸せですね。
帰り道、位ヶ原山荘に立ち寄りました。冬期も営業しているのでココをベースとしてBCを楽しむの良いと思います。
今回はメンバーと途中ではぐれ、ソロで行動をするアクシデントがあり、3人チームがパーティとして成立しなかった事がちょっと残念! せっかくなら一緒に登るメンバーとは同じ時間を共有したいですね。
冬の乗鞍岳はリフトを利用したアプローチの手軽さ、整備されたツアーコースなどBCスキーだけでなく、冬山登山やスノーシューでも北アルプスのスケールを楽しめます。春には雪も安定してきますので装備を整えて楽しんでみてください。
フォトギャラリー
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