表日光連山 女峰山~バス開通!霧降高原から行く!~
- 投稿者
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大島 幸
横浜西口店
- 日程
- 2014年04月01日 (火)~2014年04月02日 (水)
- メンバー
- 単独行
- 天候
- 晴れ。
- コースタイム
- 霧降高原(73分)赤薙山(176分)一里ヶ曽根(99分)女峰山(15分)唐沢避難小屋
(65分)七滝遥拝石(109分)行者堂(10運)二荒山神社
- コース状況
- 霧降高原~赤薙山:階段はほとんど雪なし。アイゼン、ストックなどで傷つけないようにしてください。焼石金剛までは雪は少なく そこから先は雪の上となる。樹林部凍結あり。
赤薙山~女峰山:トレースは古いものの名残がある程度。昼も回ると踏み抜きがひどくなる。早朝はカリカリ状態。山頂少し手前で二度ほど急傾斜な場所を登るだが下るのは困難かと思う。登るのも慎重になりたい。
黒岩尾根:山頂直下は急斜面で硬め。慎重に。小屋は使用可能。2100mの田母沢のコルあたりでアイゼンは不要になった。下部は荒れている。
- 難易度
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感想コメント
よし!4月だ!
バスが霧降高原まで上がるぞ!
と言うことで霧降高原から女峰山を目指しました。
(東武日光駅より霧降高原まで720円)
この時期、このコースは二度目。大体の雰囲気は知っているのだが
大雪の影響で思うようには行かないだろう…と予測。さて、どうなるやら。
霧降高原に着いてみると ありゃ、雪がない。
雪解けは急速に進み、例年通りの春の装い。こりゃぁ小屋まで届くかな?
赤薙山まで順調に進み状況は悪くはなかったのだがそこからが本番だった。
雪が多く藪を漕ぐような感じとなる。
避けたいのだが両のサイドはスッパリ落ちているのでいくしかない。
それで時間をくい奥院跡へついた頃には太陽は真上をとうに越えて雪は緩さをましていた。
んー。この感じだと17時に山頂だけど 体力ばかり消耗して面白くないよね。
それだったら早目に休んでカリカリになった早朝歩こう。
と夜景のよく見える場所を選んでツェルトを張って夜営。
吹きだまりを削り取り風避けにし時間が過ぎ行くのを待つ。
午前2時半 起床。水を作り食事を取り4時15分撤収。出発。
あたりはまだ暗く日光市清滝の灯りが眼下に見える。
チラチラと瞬くような雰囲気で山の上から見る灯りもまたいい。
一里ヶ曽根の手前で夜営をしたのだが この先は尾根が曲がりくねっている。
いくつか北に伸びる尾根があり引き込まれたりすると厄介なので尾根の高い場所を忠実に辿りつつ、
左手側に清滝の灯りを意識して進む。ちなみに夏のマーキングは雪の下だ。
一時間もすると空が白み始め朝が来る。空がオレンジに染まる頃、第一の急登に差し掛かる
。崩落した部分が南側にあり北に回り込むように慎重にラインをとり抜けるのだが
北の斜面は滑落しようもののならば一気に標高を2、300m下げられそうだった。
それがもうひとつある。第二の急登は雪の付き方が悪く さらに集中、注意が必要でどっと疲れた。
正直、ここは下りたくない。無理。死ぬ。
女峰山から霧降高原へはこの時期オススメできません。
急登を登ってしまうと後は平らも同然。
目線の先に山頂部がすぐそこに。会津駒ヶ岳、燧ヶ岳を北方向に望みながら
最後の稜線歩きを楽しむ。空気は冷え、空は高い。
とても気持ちよく ずっと続けばいいのにと思えてくる。
山頂は貸し切り!ヾ(゜∀゜)ノやったー!!
ここに来るまで雪が多かったり少なかったりと読み難かったが山頂春の装い雪が少なかった。
360℃遮るものもなくよく見える。低気圧が近づいているので遠望は利かなかったが最高だ!
やっぱり女峰山からの景色は最高にいい!!
山頂をひとしきり楽しみ下山。
ガレ場までの急斜度を慎重にアイゼンを効かせ降る。
あっという間に避難小屋へ到着。雑記帳がありきれいに整頓されている。
そこからは夏道を辿って下まで下るだけ!!
2100mの田母沢のコルまで下ってくるとアイゼンも不要になった。
3月半ばに来た頃と比べると大分、雪解けが進んだようだ。
ここからは歩きやすい。落葉松の森以外はほぼ雪はなかった。
一気に速度を上げて二荒山神社まで降りました。
天気がよく、よく焼けた。日焼け止めが役に立たないぐらいだった。
昼もまわると雪も緩み歩きづらくなるので早朝から行動するべきな二日間だった。
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