福岡県　脊振山系洗谷　～ちょっと遅く起きた休日番外編～

福岡県内でも最もメジャーな沢登りのルートである“洗谷”。同名の登山ルートもあり上級者向けと書かれているが、沢に関しては初級初心者向きとなっている。

入渓してからはかなりの倒木がお出迎え。おまけに蜘蛛の巣のトッピング。通過するのに一苦労。川幅も狭いので暗く感じる部分もある。5ｍや10ｍ前後の滝が幾つかあり、基本的には挑戦できる滝だ。水に隠れているが手がかり足がかりはそこそこある。クライミング経験があれば難しいと感じることなくいけるだろう。12ｍ滝は途中2か所にハーケンが残置されている。
登るほどに登山道と並行しているので途中で終了することも容易に出来る。二俣に分かれるところを左に上がり、その後は右に上がると終了点となり、左側にロープが設置されているのでそこを上がる。

登りきった所で沢靴からアプローチシューズに履き替える。この時のブヨやアブのお出迎えは半端じゃない。靴下の上からでもお構いなしに刺してくる。30ｍほどで井原山と雷山の縦走路に出る。井原山方面に向かい頂上には行かず、そのままキトク橋に向かって下山を開始。

今回は11時前とかなり遅めの入渓。駐車場に16時前着だった。明るいうちに下山できたので結果オーライだが基本的にはNGでしょう。パーティの力量にもよるが、反省。

使用したウェア・・・
ファイントラックのアクティブスキン上下、フラッドラッシュ上下、下はストームゴージュアルパインパンツ（膝でカットしたもの。商品としてはありません）、上はラミースピンドライ。
気温が高かったので全体的にはこれで寒さは感じなかった。

ロープは8ｍｍ×30ｍ1本、ファイントラックのフローティングロープ7.5ｍｍ×20ｍを携帯。