ひとりでトコトコ山行脚 池木屋山(奈良県 1111m)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2016年10月03日 (月)~
メンバー
GF大阪店 渡部
天候
コースタイム
宮の谷溪谷登山口>45分>風折の滝分岐>25分>ドッサリ滝>20分>奥の出合>85分>山頂>55分>奥の出合>60分>高滝>65分>宮の谷溪谷登山口
コース状況
・風折の滝手前までは渓谷美を楽しむ遊歩道になっていますが、一部崩れて通行不能になっており、川沿いを歩かないと行けません。その為、降雨時は川沿いも増水の為通行できない場合がありますので、注意して下さい。(無理は厳禁です!)
・高滝下部からは崩れている箇所も多く、滑落・道迷いの危険性が高くなっています。(実際に登山中、落石の直撃を受けかけました。)初心者の方にはオススメできません。
・コース上にお手洗いはありません。
難易度
Google Map
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感想コメント

・アクセスも大阪からは遠く山行時間も長い為、結構ハードルが上がりますが、それ以上に登山道の崩れが激しく、体力の消耗を強いられます。
・高滝上部周辺エリアは相当危険度が高いエリアなので、慎重に歩き、ルートファインディングにも細心の注意を払って下さい。
・天然のシイタケやマイタケを発見し、疲れも吹き飛ぶ場面もありましたが、下山時に降雨が激しくなり、渡渉箇所では膝下あたりまで浸からざるをえない状況でした。テンションだだ下がりで下山しました。
・この時期においても蛭は活動しており、車の前で一生懸命雨具の蛭と対決し、余計に疲れがましました・・・。

フォトギャラリー

関西百名山の中でも屈指の難易度と言われている池木屋山。その分様々な発見が待っています。初めて見ました、天然のマイタケ!

登山口は宮ノ谷渓谷の遊歩道。看板に書いてある文言が緊張を誘います。

のっけから通行不能の遊歩道。その為、沢沿いのコースを通らなければなりません。

乳茸発見!これは食用キノコです。(栃木県では大人気らしいです)

沢沿いのコースは増水すると通行困難になります。この時点で結構足の置き場に難儀したので、帰りの事を考慮すると・・・。

結構長い遊歩道。ここを抜けると危険度の高い登山道に入って行きます。

風折の滝の分岐。山頂へは右に進みます。確かにここから足場が悪くなっていきます。

マスタケ発見!大きくて発色の綺麗なマスタケにテンションUP!!

高滝の下部です。ここに危険度を表す看板が有ります。

看板のアップです。個人的に、ここまでも決して歩き易いとは言えない登山道でしたので、この時点で不安を覚えた方は、ここで引き返した方が無難かと・・・。

急な登りに、悪い足場。分かりにくいコースにルートファインディングは確実に!そんなところが結構ありました。

高滝上部に到着。かなりの迫力に、高いところが苦手な私は、腰が引けてしまいながら、何とか覗き込んで自分自身に無理やり納得させるのが精いっぱいでした・・・。

「奥の出合」。幕営好適地と地図には記載があります。休憩地点としては調度いいかも。(ちなみにマイタケはここに放置されていました)

ルートを外さないよう、急な登りを進みます。そんなに距離はありませんが、なかなかの疲労感が襲ってきます。

尾根にでてほっと一息。こんな感じが2度ほど続きます。

山頂への最後の登り。安堵感とは裏腹に雨の勢いが激しくなり、途中からは不安感にかられる始末・・・。帰りの渡渉が心配になってきた・・・。

山頂に到着!満足度、高っ!!でも、とっとと下山開始。いい気分に浸る前に雨に浸される・・・。

ルートは外していないはずなのに、なぜか行きとは別の所から「奥の出合」に到着・・・。この後の渡渉箇所はことごとく足が沢に浸かるハメに・・・。(膝まで浸かる所も1か

それでも元気をくれた、所見の天然シイタケ!!しかし、これをマジマジと見ていたら、人頭大の落石が!!危うく直撃を食らうところでした・・・。いや、本当に恐ろしかった

遊歩道に入って一安心!後はゆっくり帰るだけ!途中に行きにはなかった光景が!雨のせいで遊歩道に小滝が出現していました。いや、無事に帰れてよかった~!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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