関西の雪山(30)  リトル比良

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2017年01月20日 (金)~2017年01月20日 (金)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
雪/曇り
コースタイム
JR近江高島駅(25分)音羽登山口(40分)賽の河原(15分)白坂(60分)岳山(48分)オウム岩(65
分)岩阿砂利山(25分)鵜川越(35分)滝山(36分)寒風峠(39分)涼峠(25分)第2展望台(20分)登山口(10分)楊梅の滝雌滝(23分)JR北小松駅
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はJR近江高島駅から音羽まで江若バスがありますが、歩いても大した距離ではありません
・マイカーは大炊神社も楊梅の滝も駐車場がありますが、縦走ならJR近江高島駅やJR北小松駅が便利

①JR近江高島駅~大炊神社はリトル比良という小さな標識があります
②大炊神社にトイレがあります
③大炊神社~賽の河原までは林道です(今回は雪の下)
④賽の河原~岳山まで夏は沢沿いの道で所々、はまります
⑤白坂の岩場は雪が凍結していたらスリップ注意です。白坂の岩場から先は道がなく、藪が多そうなので、元の登山道まで引き返しました
⑥弁慶の切石~岳山間は小さな岩場の通過があり、埋もれたロープがあります
⑦このあたりで展望がきくのはは賽の河原上の石灯篭と白坂、オウム岩、鳥越峰電波塔ぐらいです
⑧鳥越峰の頂上は何もなくよくわかりませんでした
⑨オウム岩は崖になっているので雪がある場合は注意
⑩岩阿砂利山~鵜川越まではややマーキングが乏しいです
⑪滝山~寒風峠までは比較的ゆるやかな稜線で、ちらちら比良の主稜線が見え隠れします
⑫寒風峠~涼峠間はオトシの湿原地帯でマーキング通りにゆきますが、渡渉地点に注意
⑭涼峠~第2展望台間に崩壊地があり、ロープが雪で埋まっているのでスリップ注意
⑮第2展望台・第1展望台~楊梅の滝間はトレースがなさそうです。トラバース気味になるので歩きにくそうです
⑯比良げんき村にトイレがあります
⑰立ち寄り湯はJR比良駅近くの比良とぴあが610円(無休・10:00~21:00)。送迎バスがあります。
難易度
Google Map
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感想コメント

リトル比良は比良山系の北に位置する山域で寒風峠より北側の岳山(だけやま・565m)・岩阿砂利山(いわじゃりやま、686m)・滝山(たきやま・703m)を指します。最高峰が滝山の703mになりますので、雪山としては近年、雪がたっぷりあるほうが珍しいですが、今回は先日の積雪が十分にあると思い、ようやく登ってこれました。このコースはJR近江高島駅~JR北小松駅までの縦走コースになっていて約13kmくらいはあります。今日は午後か天候が悪化するようなので、展望が望める白坂を最初に登るコースを設定、時間があれば楊梅の滝も見て帰るというぐらいの気持ちで計画しておきましたが、登山道の最初から最後まで雪道になりました。しかしながら、白坂付近までは琵琶湖も拝めましたが、その後は降雪とガスで一番の展望地のオウム岩の展望を逃しました。トレースはあるもののツボ足では沈む雪でワカンを着けるとやや楽な感じであっても雪が重たくまとわりつくような感じであまりスピードが稼げない中、雪が降ったり、ガスったりとひたすら樹林帯を行く縦走路でした。岩阿砂利山から先の後半、予報に反し、ややガスが晴れて、ちょうどいい丘を見つけては武奈ヶ岳や釈迦ヶ岳を眺めました。しんどさでは岳山までがしんどい感じで、それ以降の寒風峠までは楽な感じで進んできましたが、寒風峠~涼峠間をオトシの湿原経由で進んだ部分がトレースもなく、度重なる渡渉に苦労し、一番しんどい部分でした。ここは距離が長くてもトレースが残っていたヤケ山経由にしたほうが楽だったような気もします。予定通リ進んだので、楊梅の滝にも立ち寄りました。この時期、展望台~楊梅の滝へ行く道はなんとなくいやなトラバースがありそうなので、登山口からアプローチしましたが、こちらはトレースなしで、凍結しているわけでもないので、あまり見にゆく方はいないのか?
長いコースですが、電車で行けますので雪が積もったら歩いてみてください。

フォトギャラリー

白坂からの琵琶湖

音羽登山口の獣よけゲート

賽の河原

その上からは琵琶湖が見えます

白坂へ登ってみました

岳山565m

オウム岩が見えてきました

オウム岩ですが、雪で展望はないです

岩阿砂利山までは大きな岩がたくさんあります

本日の積雪量

岩阿砂利山686m

鵜川越

滝山への登り

リトル比良最高峰の滝山703m

空が明るくなってきました

釈迦ヶ岳や武奈ヶ岳が見えました

寒風峠

オトシの湿原帯は渡渉が大変

楊梅の滝・雄滝

楊梅の滝・雌滝

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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