奥秩父主脈縦走②2日目 笠取小屋〜七ツ石小屋
- 投稿者
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日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2019年11月05日 (火)~2019年11月07日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- ・2日目(11/6) GoogleMapルート:黄
笠取小屋(30)笠取山(25)水干(70)唐松尾山(30)山ノ神土(20)将監小屋(95)禿岩(35)北天のタル(90)三条ダルミ(90)雲取山(15)雲取山荘(25)小雲取山(20)奥多摩小屋(30)七ツ石山(15)七ツ石山小屋
行動時間:9時間50分
山と高原地図コースタイム:12時間10分
※()内単位:分
歩行距離:22.99km
累積標高:+1570m -1779m
- コース状況
- ・笠取山から唐松尾山まで岩場が度々出てくる(難しくはない)。
・西御殿岩分岐から将監峠へは崩落個所あり。問題なく通過可能ですがしっかり上部の確認を。
・将監小屋から登り将監峠からの道と合流後しばらくすると崩落個所あり。足場かなり狭いので要注意。
・禿岩から三条ダルミまで笹薮多く足元確認しづらく、道幅狭い。
■水場
将監小屋、雲取山荘、七ツ石小屋
■気温
・3:30笠取小屋テント場4℃ ・8:25将監小屋10℃
・12:30三条ダルミ15℃ ・20:40ツェルト内 8℃
- 難易度
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感想コメント
奥秩父主脈縦走2日目。
1日目は⇒【奥秩父主脈縦走②1日目 雁坂峠~笠取小屋】
▼過去に途中まで歩いた登山レポート▼
【奥秩父縦走~金峰山・甲武信ヶ岳~】
【甲武信ヶ岳~雁坂峠 ツェルト泊】
■2日目
いよいよ長い距離を歩く2日目。3:30起床。ツェルトは珍しく全然結露していませんでした。日の出は6時頃なので笠取小屋を5時頃出発。まだまだ周りは真っ暗。PETZL ACTIK COREで行く先を照らして歩きます。リチャージブルバッテリーCOREだと乾電池と違って光量をしっかり維持してくれるので日の出前の真っ暗な中1〜2時間を歩く時にはとても信頼がおけます。
霜が降りてたので木道や草の上は少し滑る感じが。。。笠取山までかなりの急登で息が上がって足が止まってしまいます。次第に東の空が明るくなってきました。笠取山からは絶景が待っていました♪朝日に照らされる富士山、奥秩父の山々、その奥に南アルプス。この時間がなんともたまらない。空が濃い深い青からピンクとオレンジのグラデーションに変わっていきます。笠取山は双耳峰で2か所に山頂標識あります。唐松尾山まではちょっとした岩場があったりしますが難しくはありません。唐松尾山は展望なし。将監峠方面へはまた笹の登山道。泊まってみたかった将監小屋テント場でしたが、トイレと水汲みで利用して今回は通過。またいつの日か。
飛竜山方面へ。一部崩落していてとても足場が狭いところがあります。展望がよいとのことで禿岩に立ち寄り。ここはほんと景色最高です♪ここまでは樹林帯が長くそこまで景色が良いわけではなかったので開けた景色の中、富士山や奥秩父の山々、南アルプスなど展望を楽しみました♪ここでようやく人とすれ違いました。この先も進んで行くと数人とすれ違いました。やっぱり雲取山近くになってくると人が増えてきますね。橋が多々出てきたり、特に笹が生い茂っていて膝上くらいまで高さがありなかなか煩わしかったです。そして笹のせいで迷うほどではありませんが道もわかりづらくちょっとストレスでした。でもカラマツの紅葉がキレイです♪三条ダルミに着いていよいよ雲取山へ、つづら折りの急登が待ち構えています。雲取避難小屋前から鴨沢方面への景色はやっぱり良いですよね♪雲取山に来たのは登山を始めてちょっと経ってから小屋泊まりで来た以来なのでもう6年も前のようです(笑)。山頂で景色を楽しんで雲取山荘へ。
雲取山荘に着いてやっとビールが飲める(今回お酒は持って来なかったので)っと思ったのに到着したのは13時30分くらいで受付は14時からとのことでした(笑)まだ時間があることを確認して七ツ石小屋まで行くことにしました。まだまだ登ってくる人がちらほらと。雲取山から奥多摩小屋、七ツ石山への道は景色もよく歩きやすい。ただ七ッ石山への登り返しがこの最後の最後にとても辛い。
やっと七ツ石小屋に到着。七ッ石小屋は営業していて先着者もいました。今日は寂しくない(笑)。テントは10張ほど張れるそうです。そんなに広くはないですね。ツェルトを立ててようやくビールも飲めました♪疲れた体に染みます♪七ッ石小屋からは富士山が見える好展望で夕景も楽しめました♪
3日目へ続く。
■レイヤリング
①①icebreaker/TECH LITE LS POCKET CREWE(メリノウール薄手150g/m2)
175cm62kgでXSサイズ着用
②patagonia/capliene thermal weight hoody(薄手フリース兼ベースレイヤー)
③薄手ソフトシェル
④Arcteryx/Serium LT hoody(ダウンジャケット)
⑤夏用パンツ
⑥mountain equipment/powder pant(ダウンパンツ)
⑦black diamond/light weight(フリースグローブ)
⑧axesquin/Light Shell WP Glove(レイングローブ)
・行動中
早朝 上半身①②③ 下半身⑤ 手⑦⑧
昼 上半身 ①のみ 風があったり、日陰は①+②or③ 下半身⑤ 手⑦付けたり外したり
・就寝時
上半身①②④ 下半身⑤⑥
寝袋:ダウン量300g前後
シュラフカバー:SOL エスケープヴィヴィ
マット:セルフインフレータブル120cm evernew FPmat100
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。