美瑛岳・十勝岳 周遊ハイキング

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投稿者
石渡 健一
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日程
2023年08月23日 (水)~2023年08月23日 (水)
メンバー
GR札幌・・・イシワタ
好日山荘サッポロ・・・サイトウ
+1名
天候
☀☁
コースタイム
【望岳台~美瑛岳~十勝岳】
望岳台⇒美瑛岳・・・4時間半
美瑛岳⇒十勝岳・・・2時間45分
十勝岳⇒望岳台・・・2時間50分
コース状況
①望岳台~美瑛岳
大きく崩れた沢筋を通過するポイントにロープ・ハシゴあり
渡渉あり(石を渡る)

②美瑛岳~十勝岳
十勝連峰の主稜線を縦走
火山特有のザレた急斜面がある
広々としているので、道を見失わないように
ヒグマの目撃情報あり

③十勝岳~望岳台
荒涼とした急斜面を一気に下山
前十勝からの火山ガスで硫黄臭がする
十勝岳避難小屋あり
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

8月下旬の美瑛岳・十勝岳を縦走してきました。

この日は記録的な猛暑。
望岳台を歩き始めてすぐに汗だくに。
登山開始早々、完全に日射でやられました。

多めの水とスポーツドリンクを持ってきて正解です。
水3リットルとスポーツドリンク500mlは、ほぼ飲み尽くしました。

標高があがると、ガスが出てきたこともあって暑さはマシになりましたが、前半で消耗したダメージは大きかったです。
十勝岳からの下山は3人とも無口、、
休憩中もノックダウン。
なかなかハードな山でした。

今回のルートの見どころは、なんと言っても美瑛岳~十勝岳の主稜線。
背の高い植物は一つも無く、宇宙空間のような広々とした主脈を歩きます。

途中で、足をとられる砂のザレた急登があり苦戦しましたが、なんとかパワーで乗り切りました。
1週間ほど前にヒグマの目撃情報があったポイントを通過する際は、いつも以上に周囲を気にしながら、声を出して、たまに双眼鏡で遠くの物体を確認しながらゆっくりと慎重に進みました。

今回はヒグマを発見することはできませんでしたが、おそらく見えていないだけで、むこうは森の中からこちらの様子を伺っていたことでしょう。
急な遭遇を避けてくれてありがとうございました。


下山後は「白銀荘 吹上温泉」へ。
キンキンに冷えた水風呂が最高でした。




~服装や装備について~
■ウェア上
 ・速乾性Tシャツ
 ・ハーフジップ長袖Tシャツ
 ・ウィンドシェル
 ・キャップ(カリマー)
 ・帽子止め
 ・防寒用ダウンベスト
■ウェア下
 ・トレッキングハーフパンツ
 ・ロングソックス
■装備
 ・ウォーキングシューズ(シリオ「P.F.13-1」)
 ・バックパック35L
 ・雨具(バイレス)
 ・クマ鈴
 ・水3.5リットル(プラティパス)
 ・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
 ・ようかん
 ・救急セット
 ・エマージェンシーシート
■その他
 ・行動食として、おにぎり、菓子パン
 ・双眼鏡

フォトギャラリー

望岳台がスタート地点。多くの登山者や観光客で賑わっていました。

ハイキング開始!

午前9時。直射日光で完全にやられました。汗だくフラフラ。熱中症対策は万全に!!!

シラタマノキ。

エゾオヤマリンドウ。たくさん咲いてました。

チングルマは綺麗な綿毛になってます。

イワギキョウも発見。

ふわふわしたイワブクロ

前半戦最大の難所。ロープで下り、ハシゴで登りかえす。

ハイマツに囲まれながら進むと、

徐々に景色が開き

美瑛岳までもうすぐ!

100億万匹の虫に囲まれた山頂。凄まじい量でした。

今回のハイライト。十勝岳への主稜線縦走!!

ザレた登り。足がとられてキツい!!

月面着陸みたいな道。

ひと登りで十勝岳到着!!

下山中の景色。一日頑張った!

おつかれさまでした!!!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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