杣添尾根で冬の赤岳へ(八ヶ岳)
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2024年01月11日 (木)~2024年01月11日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 海ノ口自然郷横岳登山口(30)貯水池(140)展望台(70)三叉峰(60)地蔵の頭(45)赤岳(35)地蔵の頭(50)三叉峰(30)展望台(65)貯水池(20)登山口
・行動時間:9時間5分(休憩込み)
・累積標高:+1713,-1715m
・歩行距離:12.6km
- コース状況
- ・駐車場までも雪あり。スタッドレスタイヤ必須。
・展望台を過ぎると三叉峰下まで脛または膝ラッセル。
・三叉峰〜地蔵の頭は梯子、岩場が連続する。
・赤岳天望荘〜赤岳は雪が少なく岩が出ていたり岩の上に薄く雪が乗っている。
■気温
6:00 駐車場 -6℃
10:15 三叉峰 -8℃
12:00 赤岳山頂 -8℃
- 難易度
感想コメント
ようやく今シーズン初雪山へ。杣添尾根から三叉峰、地蔵の頭、赤岳のピストンコースで歩いてきました。杣添尾根は以前も同時期に歩き横岳まで歩きました。三叉峰〜赤岳は初。いつも赤岳から縦走しようと計画するも天候条件が悪く断念続きだったのでようやく三叉峰〜赤岳が歩けました。
前日降ったのか駐車場から雪ありなので最初からチェーンスパイクを付けて歩き出します。曇り空のせいか思ったほど冷え込んでいません。東屋を過ぎ杣添尾根に入ります。1本沢を渡りどんどん標高を上げていきます。雲が多く朝日は見えませんでした。
標高2300m辺りを過ぎると雪の量が増えてきて少し滑るようになってきたので標高2400m辺りでチェーンスパイクから12本爪アイゼンに換装。先行者はなしなのでカモシカの足跡かな?展望台まで来ると赤岳、三叉峰、横岳が良く見えます。ちょっと高曇り。展望台でピッケルを出します。この先三叉峰まではまさかの脛~膝ラッセル。
三叉峰で写真を撮ってると太陽が見えだしたので赤岳まで行きます。地蔵の頭までは梯子や鎖、岩場が連続します。稜線は雪がしっかりあるところと、岩の上に少し雪が乗っているだけのところと差があり、なかなか歩きづらいです。日の岳のルンゼはしっかり雪で埋まっています。赤岳手前の斜面も岩の上に薄く雪が付いている程度で歩きにくい中登りようやく赤岳山頂に到着。相変わらず高曇りですが富士山・南アルプス・中央アルプス・北アルプスは良く見えていました。
さてさて帰りますか。帰りもテクニカル。帰りはエネルギーも足りなくなってきて、なかなか足が上がらなくなってきてしまいペースが落ちてちょっと時間かかってしまいました。下りは標高2100mくらいで12本爪アイゼンからチェーンスパイクに換装。
今シーズン初雪山なのに張り切り過ぎました(笑)。でもやっぱり雪山は良いですね。今シーズンも色々雪山登山行きましょう~♪
■レイヤリング&ギア
トップス:
①MILLET/DRYNAMIC MESH NS CREW
②MILLET/WHOLE GMT WAFFLE WOOL HD
③PolartecAlphaDirect90g/m2のシェル付きアクティブインサレーションフーディ
④ハードシェルジャケット
森林限界まで①②③。稜線は④着用するも風が弱く、ちょっと暑いくらい。
ボトムス:
①Octaのタイツ
②ハードシェルパンツ
グローブ:
①finetrack/メリノスピングローブ
②windstopperグローブ
③BlackDiamond/ENFORCER GLOVES
森林限界まで①②。稜線は①③。
バックパック:EXPED/Black Ice 30
シューズ:LA SPORTIVA/NEPAL CUBE GTX
ゲイター:SEA TO SUMMIT/ALPINE GAITER
アイゼン:
①BlackDiamond/ACCESS SPIKE TRACTION DEVICE
②PETZL/VASAK LLU
ピッケル:PETZL/SUMMIT
ヘルメット:PETZL/SIROCCO
ポール:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(旧モデル)
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2024年1月11日12時
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。