中央アルプス 宝剣岳

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2011年01月14日 (金)~2011年01月15日 (土)
メンバー
高野 他1名
天候
曇り時々雪
コースタイム
13日 千畳敷駅(9:30)~宝剣山荘付近テント(11:00)~宝剣岳東面登攀~テント(16:30)
14日 テント(9:00)~千畳敷駅(10:00)
コース状況
初日は曇りで雪は軽く舞っている程度だっが、
雪はしまりがなく、雪崩の危険もあった。
特に翌日は風もさほど強くなく、しんしんと積もるような雪だったので、
沢筋ではさらに雪崩の危険が増した。
あわよくば、1本登ろうと考えていたが状態が悪化する前に下山した。
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感想コメント

昨年、天候が悪くて中止した宝剣岳に今年もチャレンジすることにしたが、
今回も登る事ができなかった。

千畳敷までロープウェーで一気に高度を稼げ、
東面であれば各ルートへのアプローチはかなり近いです。
状態にもよりますが、30分から1時間半の間で概ね取り付けると思います。
ただ高度に体を慣らす時間がないので、勢いよくラッセルしたら寝不足も相まって
頭がふらふらして一気に気持ち悪くなりました。
初めのうちはゆっくり動き、時徐々にエンジンをかけていくとよいと思います。

今回は雪のしまりが悪く、壁は新雪を払いながらの神経と時間を使うクライミングとなりました。
雪崩の不安もあり、天候も良くありませんでしたが、
登れなかったのはまだまだ力が足りないという事につきます。
鍛えなおして、また近いうちに登りに行こうと思います。

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千畳敷駅。

千畳敷カール。広い雪原。

千畳敷カールから稜線へ。

取り付きへ向けてラッセル。

ラッセル。

今回は下から沢は詰めずにトラバースして取り付きましたが、雪の状態を見て判断してください。

東面の岩場。

意外と傾斜が強い。

時々チリ雪崩もあり、ビレーも気が抜けませんでした。

状態悪く、別のラインに変更しましたが。

大きなチリ雪崩がパートナーを直撃。時間的にも余裕がなかったので諦めました。

帰りのトラバース。

稜線のテントへ。

翌朝は早々に撤収。

沢筋は場所によっては腰まで埋まる。場合によっては沢筋を避けて下山したほうがよいでしょう。

千畳敷駅の除雪車も雪で身動きとれなくなってました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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