荒島岳を目指して
- 投稿者
-
加藤 雅子
センタープラザ神戸本店
- 日程
- 2014年01月20日 (月)~2014年01月20日 (月)
- メンバー
- 京都店 松村
- 天候
- 曇りのち雪
- コースタイム
- カドハラスキー場⇒リフト終点(70分)⇒シャクナゲ平(140分)⇒頂上手前(140分)⇒カドハラスキー場(180分)
- コース状況
- それぞれワカンとスノーシューを装着して、もちがかべ手前まで歩行。
前日までの降雪でラッセル祭りを想定したがそこまではなく、雪は締まっていた。終始膝下まで。それでも、スキーヤーのトレースを利用しながら、なるべく体力の消耗を抑えつつ前進。
シャクナゲ平手前の急登は相変わらずハードで、スノーシューでの直登に限界を感じ、ワカン先行のステップを利用させてもらいました。
もちがかべ手前でワカンとスノーシューをデポし、アイゼンとピッケルで前進。樹林帯を抜け尾根歩きのため、横風との戦いです。ゴーグルとジャケットのフードでしっかり暴風対策を。東側に出来る雪庇に注意しながら、なるべく西側の木のある方を歩きます。たまに木に足を取られ踏み抜きがあるので注意してください。
かべを超えてからは、ワカンがあった方が良いくらいの積雪量で、アイゼン歩行はかなり体力を消耗しました。ワカンは軽いので、デポせず背負って行っても良い気がします。
- 難易度
感想コメント
昨年、シャクナゲ平で敗退したのでリベンジで行きました。
出発時間も昨年よりは早く出たので、今回は登頂できると思っていました。
心配していたラッセル祭りにもならず、快調にシャクナゲ平まで前進。
二人とも今回は行けると思い込んでいました。
そして、未知の道へ突入。私の数少ない雪山経験の中で一番の急斜面。スノーシューでトラバースしながら必死で登り、アイゼンに履き替えこれなら急斜面でも滑るまいと思ったら、今度は本当の壁が登場。新たなピッケルの使い方を教わりながら、これまた必死で登りました。斜面によってはピッケルを縦に刺したり、シャフトを使って横に刺したりと、勉強しながら前進。
苦手な風と戦いながら、頑張って前進しましたが(※終始後続のため本当に頑張ったのは先頭です)、頂上の見えるあと少しの所でタイムアップとなりました。
ということで、私にとって『荒島岳』はかなり手強い山の一つになりました。
下山時も結構へとへとで、自分の体力の無さを痛感しました。それでも、経験が増えたことは本当に良かったと思いました。
ありがとうございました。
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