谷川 白毛門 ~春の雪山を楽しむ~

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
大島 幸
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2014年03月24日 (月)~2014年03月24日 (月)
メンバー
友人:Tさん
天候
快晴
コースタイム
土合駅(10分)登山口(180分)松ノ木沢の頭(40分)白毛門(30分)松ノ木沢の頭
(80分)登山口(10分)土合駅 合計 5時間50分
コース状況
早朝は良く締まり快適に歩けたが10時もまわると緩み潜るように。
クラックも幾つかはしっており注意が必要。踏み抜き落ちるとかなり危険。
難易度
Google Map

より大きな地図で 白毛門 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

高崎駅でピックアップをしてもらい土合駅前に駐車。
準備を済まし白毛門の登山口へ向かう。10分と掛からず到着。
冬季は白毛門の駐車場は除雪せれておらず駐車は出来ない。

舗装された車道から150cmの高さがある雪の上へと登り1分で橋を渡る。
何気にこの橋が嫌らしく注意が必要だった。

橋を渡ったら急斜面になる前にアイゼンんを付けておく。
白毛門は基本的に急斜面をひたすら登っていく単調な道だが
この山域は森林限界が低いので2時間足らずで視界が開けて
解放感のある登山へと変わっていく。
陽射しが強くサングラスと日焼け止めは必須だ。

松ノ木沢の頭からは斜度も増してくる上に、クラックがトレースのそばを通る。
クラックの深さは様々で落ちたら到底ただでは済まないような深さもあり
トレースだけにとらわれず状況を見極め歩かなくてはならない。
また、滑ってしまったら白毛門沢へと超速降下していくことになり
さらに雪崩が襲ってくる可能性も高いので 気を使った。
急斜面が一息つくと間もなく山頂となるのだけれど
山頂にもクラックが走っており ちょっと休憩するには場所が満足に取れなかったので
笠ヶ岳方向へ進み、休んだ。割と平坦な場所が作れるのでゆっくりと休めた。

さて、下山だ。陽が上まで上がり雪が大分緩んできた。
踏み沈みも深さを増し、時々足を取られる。
それだけだったらよいのだが アイゼンに雪団子が付くようになると厄介だった。
急斜面で足を踏み下ろす時、団子が邪魔でフラットに着くことが出来ず滑る。
なのでこまめに雪を叩き落としながら歩くので速度は上がらない。

この時期はやはり早朝から登って昼ぐらいには下山してしまうのが快適だ。
午後下山だと緩んだ雪の中登らなくてはならないので無駄に体力を使ってしまう。

白毛門。単調な登りは飽きてしまうが後半の開放感あふれる登路は気持ちよいことこの上ない。
とてもよい登山が出来たと思う。

雪山初心者だけでの入山は危険ですので必ず経験豊富な人と入山してください。

フォトギャラリー

土合駅よりスタート

足元は雪山用登山靴と12本アイゼン!!

雲一つない快晴の空

雪庇。東側にあることが多い。

森林限界を抜けて解放感が半端ない!!

クラックをまたぐ。どこを渡ろうかなぁ

谷川岳。一ノ倉の谷が深い。

クラックが走る斜面。登路ではないのだが

松ノ木沢の頭を越えてもっとも急な斜面へと

慎重に一歩一歩確実に。

笠ヶ岳が近くなってきた

間もなく白毛門山頂だ!!

山頂近くで 朝日、笠をバックにふざけてみる。

てなじみがよく操作性がよい。マウンテンイクイップメント スーパーアルパイングローブ。今の時期使いやすい。インナーにファイントラックの物を使用するとするっと脱着で

さあ、帰ろう。素晴らしい景観だ

最後まで雲一つない一日だった。まだ昼前なんですがね

登山口近くの橋。注意して通行しよう

案内板が埋まる。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

横浜西口店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部