九州の秘境 大崩山(三里河原コース) 【宮崎県延岡市】

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投稿者
足立 智也
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日程
2014年04月19日 (土)~2014年04月20日 (日)
メンバー
熊本パルコ店 足立
他1名
天候
1日目:曇り 2日目:霧雨
コースタイム
◎1日目
登山口[620m]→(30分)→大崩山荘[740m]→テント泊
◎2日目
大崩山荘[740m]→(20分)→ワク塚分岐[840m]→(30分)→喜平越谷[940m]→(70分)→三里河原[1040m]→(50分)→喜平越谷→(20分)→ワク塚分岐→(15分)→大崩山荘→(25分)→登山口
【歩行時間:4時間10分】
コース状況
登山口から大崩山荘までは起伏は少ないです。ハシゴやロープ、橋は一人ずつ確実に渡りましょう。
2日目は、前夜からの降雨により祝子川の徒渉は危険と判断し、祝子川沿いの三里河原に向かうルートに変更しました。
このコースは高低差が小さく、晴れていれば特に問題はないと思いますが、降雨の場合は濡れた岩場や木の根は大変滑りやすく、ハシゴ場や鎖場も多いため、慎重な歩行を心掛けてください。
気温は終始10℃前後でした。
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

今回は、二百名山の一つであり、某雑誌では「九州最後の秘境」と評される『大崩山』に行ってきました。

かねてより念願であった小積ダキやワク塚岩峰群を巡る絶景を楽しみにしておりましたが、当日は雨予報。
目的のワク塚ルートと坊主尾根ルートは、祝子川の徒渉が必要(橋は現在流されていて無い)であり、増水時は徒渉不可となります。どうなる今回の山行!!?

初日。
少し歩いて大崩山荘横でテント泊。大崩山荘内は広く50人くらいは入りそうです。近くにはトイレもあり、快適な環境でした。次回は小屋泊も良いかもしれません☆
祝子川の下見では辛うじて渡れる状況でした。あとは次の日に備えて、沢で冷やしたビールを飲みながら、次の日晴れることを祈り就寝。
深夜、テントにバチバチと雨音がしていたような、しなかったような・・・

2日目。雨。
大崩山荘にテント等ザックをデポし、サブザックで出発。
案の定、川は増水し危険であったため、アケボノツツジ観賞と大崩山の景観を楽しみに川沿いを北上し、三里河原を目指すことにしました。(地図で見てもここまでしか行けそうにありません)
ハシゴを登ったり、岩をよじ登ったり、楽しいルートでした♪花崗岩の一枚岩のスラブ地は、巨大なウォータースライダーのようで一見の価値アリです!
霧雨により眺望はよくありませんでしたが、霧に包まれた森林とアケボノツツジ、岩壁は幻想的で雨の中の山行の良さを改めて感じました。

今回は雨でしたが、雨天に備えてレインウェアや防水性の高いシュラフを準備したため、快適な山行ができました。
下山後は、登山口近くにある祝子川温泉美人の湯で疲れを癒やし、帰路に着きました。

次回は、大崩山の絶景を見にリベンジしたいと思います!!!

フォトギャラリー

九州の秘境 大崩山(三里河原コース)に行ってきました♪

大崩山登山口。登山届を記帳してさあスタート!

さっそく梯子&ロープ。ワクワクしてきます♪

手作りの橋を渡ります。

大崩山荘到着。今夜は山荘近くでテント泊です☆

大崩山荘の中は、広くキレイに掃除さていて快適そうです。雨が激しくなったら避難しよう。

祝子川より、小積ダキを望む。明日、川を渡渉できることを祈ります。

大崩山荘横の広場にて設営。夜中、大きな雨音で目覚めるも聞かなかったことにして二度寝。

2日目。 川、渡れません!!

祝子川の徒渉はあきらめ、川沿いに北上し、三里河原を目指します。

濡れた岩場はよく滑ります。

垂直に登ったり・・・

恐る恐る渡ったたり。木はまだ丈夫でした。

喜平越谷

一枚岩のスラブ。上の方はよく見えませんが圧巻です!

ここも渡ります。足を滑らした場合は考えないことにしましょう。

霧の中にぼんやり浮かぶアケボノツツジ。綺麗です。。。

快晴の山も良いですが、霧に包まれた幻想的な景色も良いものですねぇ。

祝子川上流部

三里河原到着。これ以上進めないため、昼食を取り、下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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