冬の天狗岳　－八ヶ岳ー

今年も冬の天狗岳に行ってきました。
前回行ったときは、前日・当日共に天気が今一つ良くなく、踏み跡もあまりはっきりしない中、ややきつい登山になりましたが、今回は天気も良く、土日の後の月曜日という事もあり、踏み跡もしっかり付いていて楽しい雪山山行になりました。

早朝に渋の湯を出発。橋を渡り、樹林帯の中を歩いていきます。樹林の中の雪景色を楽しみながら上っていくと八方台方面分岐に到着。
ここで最初の休憩を取ります。同じような景色の中、さらに先へと歩いていきます。
唐沢鉱泉方面の分岐を過ぎ、黒百合ヒュッテを目指します。
だんだん景色も高度が上がってきた感じがしてきます。
下りていく人ともすれ違うようになり、挨拶を交わし登っていくと黒百合ヒュッテ到着。

黒百合ヒュッテの前では多くの登山者がいました。アイゼンを装着し、ストックをしまい、ピッケルを準備します。
そして準備万端で東天狗を目指します。
中山峠を過ぎると樹林帯が終わり、岩と雪の世界に景色も変わっていきます。
樹林帯を抜けると風が強く、冷たい風が顔に当たりかなり辛かったです。
それでも天気が良く、眺めの良さに助けられながら、ピッケルをつき、アイゼンを利かし、高度を上げると東天狗到着。
眺めは良いけど風が強いので、早々に西天狗へと向かいます。

西天狗登頂の際は、風も殆どなく、快適で気持ち良かったです。
下りる時は、すり鉢池方面から黒百合ヒュッテへと下りて行きました。
踏み跡はしっかり付いていたので歩き易かったです。
前回は踏み跡もあまりはっきりせず、苦労しましたが、今回は良かったです。

黒百合ヒュッテからは、再び樹林帯の中を渋の湯へと下りて行きます。
下山後は温泉につかり疲れを癒しました。

天気は晴れていましたが、風が強く冷たかったので、首から上の寒さ対策を痛感しました。