憧れの岩壁 御神楽岳

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2015年07月29日 (水)~2015年07月29日 (水)
メンバー
土屋ガイド
天候
曇り
コースタイム
室谷登山口(180分)大森(40分)雨乞峰(10分)
御神楽山頂(30分)本名御神楽(40分)御神楽山頂(5分)
雨乞峰(30分)大森(150分)登山口
コース状況
山頂から本名御神楽までは細い稜線を歩きます。
左側は切れ落ちているので注意です。
難易度
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感想コメント

 新潟と福島の県境にある御神楽(みかぐら)岳。その北面は豪雪に磨かれた見事なスラブを形成しており、下越の谷川岳と称されるほど。以前からその岩壁を一目見たいと思っておりましたが、生憎小雨がちらつくお天気だったので、岩稜帯の栄太郎新道(蝉ヶ平ルート)は諦め、ブナ林を進む室谷口から登ることにしました。

 室谷集落を過ぎ登山口が近づくと周りの景色も一変、岩肌が露出した迫力ある渓谷道になります。こんな山奥にこんな景色が広がっているとは。ここだけでも一見の価値ありです。歩き始めは川沿いの樹林帯を歩きますが、チラチラ見える対岸の岩肌に私は終始釘付け。沢から離れ岩肌が見えなくなると、深い深い森の中をハチやブヨと仲良く大森までひたすら登ります。やっと稜線に出たと思っても辺りはガスに覆われ、お目当ての岩壁の姿は見えません。そのまま頂上に辿り着いてしまいましたが時間がまだ早かったので、福島県側の頂上・本名(ほんな)御神楽まで足を延ばすことに。

 本名側に近づくとガスが次第に晴れてきて、待ち望んだ岩壁が眼下にようやく現れ思わず歓声を上げてしまいました。濃い緑に切れ込んだ白い岩肌。日本とはかけ離れた遠い大陸に来たような錯覚を覚えました。
 本名を満喫し御神楽山頂へ戻る途中、印象的なトレランの方とすれ違いました。私はこの日偶然御神楽岳を登ったわけですが、その方はなんと二百名山一筆書きを実践中の田中陽希さんだったのです。下山後に判明して大変驚きました。
 御神楽岳、、、不思議な縁を感じる山でした。(しみじみ)
 

フォトギャラリー

蒸し暑い日にはトマトに丸ごとかぶりつけ!

思わず車を停めて激写。

岩肌が見え隠れ。

ハチとブヨに付きまとわれながら。

風がそよとも吹かない。

タマガワホトトギス。

大森を越えると視界が開けた。

御神楽山頂。尖ってます。

山頂。

本名目指してる途中に覗いた景色。

まだ雪を湛えています。

ちょっとだけ蝉ルートに入る。晴れてたらどんな絶景が待っているかしら。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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