晩秋の北アルプス 奥穂高岳南稜

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投稿者
好日山荘スタッフ
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日程
2016年10月22日 (土)~2016年10月23日 (日)
メンバー
天候
1日目晴れ→みぞれ 2日目晴れ→曇り
コースタイム
1日目 上高地(120)岳沢(300)南稜の頭(30)穂高岳山荘
2日目 穂高岳山荘(30)奥穂高岳(90)岳沢パノラマのペイントのある岩(60)岳沢(60)上高地

(初日の南稜はのんびり進みました)
コース状況
おおむね岩が乾いていて快適でしたが、標高2900mから上は部分的に凍っている岩もありました。
難易度
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感想コメント

岳沢から奥穂高岳の直下へ突き上げる奥穂高岳南稜。
穂高を代表するバリエーションルートの一つです。
このルートの初登者は、かの有名なW・ウェストンと上条嘉門次。
この二人が登ったルートだと想像するだけでワクワクします。

取り付きから南稜の頭までは、快適に登れる岩場や高度感のあるナイフリッジ、
急なガレ場などさまざまな要素があり、とても楽しいです。


ルートはおおむね明瞭ですが、何も考えず踏み跡を追ったり、目先の歩きやすさだけで進んでしまうと藪に捕まったり、危険な崖に出たりすることもあるので、常に先の状況をイメージして進むといいでしょう。
河童橋から岳沢小屋までの道中何度も南稜が望めますので大まかな地形の変化を頭に入れ、ラインどりをあらかじめ考えておくとスムーズに進むことができると思います。


標高2000m以上では紅葉も終わりを迎え、徐々に冬モードに移行していますので、防寒着や手袋などは保温力の高いものを用意しましょう。また、山小屋の小屋締めの時期でもあるので営業期間を確認してから出かけるようにしましょう。

フォトギャラリー

岳沢。トリコニーもよく見えます。

見事な柱状節理です。

南稜の途中から岳沢方面。上高地も見えます

トリコニー

ライチョウもぼちぼち冬仕様へ

ジャンダルム。飛騨尾根がカッコイイ!

吊尾根より前穂北尾根

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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