海の見える伊勢の山 姫越山と座佐の高・・・3回下る海抜0m
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2019年02月05日 (火)~2019年02月05日 (火)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田康之
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- ロッジさらくわ(30分)座佐の高道合流点(40分)座佐の高(50分)姫越山(30分)唐人殺し峠(30分)芦浜(40分)稜線分岐(12分)座佐の三角点(80分)座佐浜(45分)タマゴ浜(20分)ロッジさらくわ
- コース状況
- アプローチ
・国道260号の棚橋トンネルの手前で右折、堤防沿いにロッジからくわへ進みます
・公共交通機関はありません
①ロッジさらくわの奥に広場があり、そこに駐車しました
②すぐ横の川を渡りますが、上流部に向かい浅めを選ぶか、ロッジを回り込み、堤防から河原に降りてから石が置かれた部分から渡るかで越します
③川を渡り、左が座佐浜方面で右へ進むと座佐の高道への早道ですが、急坂です
④地図にはないですが、座佐の高道から派生する道がたくさんあるようです
⑤のろし台跡から芦浜に下る道はなぜか通行止
⑥芦浜は海岸を歩けばいいですが、芦浜と芦浜池の間の林の中に道があります
⑦芦浜~座佐の高の稜線まではキャンプ禁止看板もしくは神社の鳥居から上がります
⑧座佐の三角点から直接、座佐浜に下る道(中道)があるようです
⑨座佐の三角点から先、右側が海の断崖でスリップ注意で、途中、灌木生い茂る崖となっている箇所もあります
⑩岬の先端まで行きそうな所で方向が変わり、一気に下降します(矢印があります)。直進にも道があり、行けそうですが、ここで間違わずにマーキング通リ、左折します(143m地点)
⑫座佐浜直前になって、直進は崖で下降できず、左へ巻きながら降り立ちます
(満ち潮の時は渡るのに苦労するようです)
⑫座佐浜はまっすぐ進み、向こう側に進むと、マーキングがあり、タマゴ浜方面の標識があります
⑬タマゴ浜へは一旦、尾根にあがり、下ります。同じく、タマゴ浜から新桑までも尾根にあがり、下ります。
⑭立ち寄り湯は阿曽温泉が500円(水曜休:10:00~20:00)
- 難易度
感想コメント
数年前、「山歩きガイドマップ」を手にしてから、魅力的なこの界隈の山に興味を抱きました。今日は山頂を踏んでからプライベートビーチに下るという変わった山行を組んでみました。
姫越山(ひめごやま・502m)は志摩半島の付け根付近、海に面した場所にある山で源平の頃、木曽義仲の重臣の娘と老武士が命を落としたといわれる悲しい伝説が伝わり、狼煙台跡や姫塚、爺塚があります。山全体が照葉樹林で覆われ、山頂からは南の海側にある芦浜と海跡湖の芦浜池の眺めがよい。その稜線伝いにある座佐の高(ざさのたか・429m)も同じように座佐浜と同じく海跡湖の座佐池の眺めがよい。
この2つのピークと2つのプライベートビーチをセットして効率的にトレイスする為に北側の新桑竈からスタート。座佐の高道を登る予定でしたが、マーキングに導かれて急な近道を進んでしまい、いきなりガレ場登り。座佐の高道に合流するときれいな尾根道に変わり、しっかりとマーキングがありました。ウバメガシとシダの組み合わせの登山道に視界が開けると熊野灘が見えるというパターンが続きます。後から考えるとこの座佐の高までがきつく、なかなか着かない感じでした。
座佐の高~姫越山間は先日、行われたトレイルラン大会のせいか、妙にきれいな登山道でよく整備されていました。本日の行程で唯一、往復するのが姫越山~唐人殺し峠間ですが、この区間は道幅も広く歩きやすい尾根です。
本日1回目の海抜0m・芦浜は原発建設が中止された場所で歩きか船でしか行けない海岸でまさにプライベートビーチです。芦浜の背後には海跡湖の芦浜池が控え、水を舐めると塩味でした。
芦浜からは座佐の高の稜線まで登り返しが約300mの標高差、尾根を忠実に登ります。
稜線からは本日で最も警戒する断崖上を歩く尾根で、座佐の三角点から先はどんどん海に迫ってきます。潅木が多く、一つ間違えると、断崖から海に落ちそうな下りがあります。岩場でないので鎖はついていませんが、木に頼ってなんとか通過していきます。このあたりは浸食された崖がむき出しになっている箇所もあり、気が抜けませんでした。そして本日2回目の海抜0m・座佐浜。座佐浜は上から見ると天橋立のような形状になっていて、ここにも座佐浜の背後には海跡湖である座佐池があります。芦浜と同じような感じですが、ここは芦浜と違い、打ち上げられたゴミが多い感じがしますが、ここも静かなプライベイトビーチに変わりはありません。ここからタマゴ浜へ向かう上りは約200mの標高差ですが、以外と長い道のり。降り立ったタマゴ浜は本日3回目の海抜0mでここは海岸という感じではなく、石ころが多いです。もう1回、上がって下るとようやくスタート地点に戻ります。何度も登って下ってを繰り返した本日は体力的はかなり疲れたほうです。
冬の今だから出来るのかもしれません。
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